コンプソンズ、明後日から配信始まります!

改めて、コンプソンズ「われらの狂気を生き延びる道を教えてください」終わりました。
ご来場の皆様、ありがとうございました。

さて、一区切り。
私は終わった公演のことを長々と振り返ったりするのはあまり好きではありません。
理由は寂しくなるからです。
もう他のキャストさんスタッフさんはそれぞれの日常というか次の仕事に向かってるの自分だけ取り残されているような気持ちになる。
主演の村田寛奈さんなんか千秋楽の3日後に京都で「ギア」やってますからね。すげー。

しかし振り返らないわけにはいかない。
何故なら配信が始まるからです。ある意味ここからがスタートなのです。

配信を買ってもらうために、私はここでこれから過去を振り返っていかなければならない。
みんな先に行ってるのに。
ドイツに勝ったらしいのに。
全然世の動きについてけない。
置いてかないで!

今ふと思い出すのはバラシのこと。
劇団員はバラシ作業手伝って客演さんは支度出来次第帰っていい、ということになっていて。私はちょっとサボって楽屋にいて皆さんと喋っていたのだが、「偵察行ってきますわ」と行ってバラシ手伝って戻ったらもう皆さん帰っていた。泣きそうになった。しかしその距離感が心地よい座組だったように思う。
打ち上げしたらそこそこ盛り上がるくらいの感じ。
そこそこにしか盛り上がらない感じの距離感っていいよね。

何を言ってるか分からなくなってきた。
正直まだ終わってしまった余韻引きずってて、頭が変な状態なんだと思う。

ここまで読んで「配信見たい!」て思う人いるだろうか。いないか。

出演者一人一人のこと書きたいけど、こういう振り返りの時って客演さんのことどれくらい書いていいのか分からない。「え、そんなふうに思ってたんだ」て思われるのちょっと怖いし。
文字って言葉の温度感伝わりづらいし。

うーん……なんか考えすぎて疲れました。
そうだ!
とりあえず当日パンフレットの挨拶文をのせてみよう。

あいさつ
こんばんは。こんにちは。
はじめましての方ははじめまして。
作演出の金子鈴幸と申します。
今回の作品は、「元アイドルの営むラーメン屋で起きる騒動」の話をやろうとしてました。
 そんなに大きく外れてはないのですが、結果として出来上がったのはわりと複雑な群像劇でした。時間が行ったり来たり、色んな思惑が交錯したりします。
なので途中で振り落とされそうになるかもしれないですが、そういう時は、好きな人を追ってれば楽しめる作品には なってると思います。 
最近、世の中の動きを見てても、個人的にも「なんでこんな世界なんだ!」と悲しくなることが多いです。
そういう叫びみたいのが込められているような気がします。
あと、今回の作品はコンプソンズの「初期」っぽい感じに戻してみました。 
戻してみた結果、「やっぱ今回でこういうのは最後だな」みたいな気持ちです。何が言いたいかと言うと、ホント全力投球してますということです。
でも合わなかったらすみません!
開演まで今しばらくお待ちください!

うん、そんな感じの作品です。
明後日から配信開始。
私も次の仕事しつつ、過去振り返りつつ、ポツポツとこのnoteを更新していこうと思います。
もともと、宣伝のためにやろうとしてたのに全然更新できなかったこのnote。

なんか質問などあったらぜひリプライでもDMでも。
よろしくお願いいたします。
あ、そうだ。次はアフタートークの時に答えきれなかった「#われ狂クエスチョン」答えてみようかなぁ……。

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