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初めましてを覚えていない友人【#心の柔軟体操】

最近よくメッセをやりとりする同僚との話。

どうやって仲良くなったか覚えていない友人がいる。とのこと。同じ大学だったけれど、いつが初めましてだったのか分からないという。

ああ、いいな、そういう関係って。

社会人になると、出会いの経路がはっきりせざるを得ない。仕事だったら、忘れるわけにはいかないだろう。どこで出会ったかが大事だったりするし。

プライベートでは、積極的に、主体的に出会っていかない限り、新しい人間関係は広がらない。知らない人と知り合いになること自体がとても貴重になってくる。

すでに打算で動いていた人もいるだろうけれど、学生時代はあまり考えず、色んな人となんとなく知り合いになっていく。

時の経過とともに離れていく仲もあり、ぼちぼち続いていく仲もあり。

なにが道を分けるのかなんて、後々になっても分からないことだってザラにある。なんで疎遠になっちゃったのか、なんで未だに連絡を取り合っているのか。偶然の産物ってこともある。

親友をやめていた親友とも、どうやって仲良くなっていったのか覚えていない。転校生で、こちらが一方的に関心を持っていたし、声を掛けたところも覚えているけど、二人でお茶したり、ごはんを食べたり、お家に遊びに行ったりするまでの間が曖昧だ。

振り返れば、思い返す顔はいっぱいあるんだけれど、そのなかで自分にとっても、相手にとっても互いがスペシャルになるのは奇跡だなと思う。

親友は、経緯を覚えているかな。まさかね。今度聞いてみようかな。

日付:2019年9月19日(木)、執筆時間:約20分、場所:出先、音楽:King Gnu「Don't Stop the Clocks」

振り返り:この曲、めっちゃええねん。

毎日、仕事の休憩時間にエッセイ?を書き続けている方をとてもリスペクトしており、毎日ではなくとも書いてみようと思い立ってみた。#心の柔軟体操 と名付けてみた。本当は心の筋トレにしたかったけど、既出だったので。出勤か退勤時に書ければいいな。



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