出資投資の際のチェックポイント

ちょうど一年前、かぼちゃの馬車が、やっぱりかぼちゃの馬車だった。

という記事を見かけました。

出資投資は自己責任ですが、最低やるだろうと思うことですが、多くの方がやっていないことを書いておきます。
あー、私めっちゃいい人だなあ。

さて、
出資投資の際にチェックするべきこと。
①相手が個人か法人か
②法人と言いながら実際法人があるのか
③謄本のチェック及び口座チェック
④身分証明書または印鑑証明書のチェック
⑤ホームページの記載についてのチェック
⑥交友関係のチェック

この辺りは割とすぐできます。
これをやっていない場合にはかなり危険だと思います。
ということは、多くの人が危険状態かと思います。

次に少し簡単ではないこと、
⑦契約書のチェック
⑧出資者(オーナー)のチェック
⑨事業自体についてのチェック

⑦⑧⑨
これができているのであればかなり変な人に引っかかるリスクは減ると思います。

数年前ですが、ある投資家のグループから、震災復興に関わる事業についてちょっと怪しいという話があった際に、調査依頼をされてレポートを作成し報告、そこで止めたにもかかわらず3億の出資をしてしまった方を知っています。

もちろんというか、いなくなりました。
資料の中には国交省の実在人物からのメールの資料などもありました。
○○工務店や、○○建設など超大手の資料も。

ただ、その話を持ってきた人間たちはそもそもない会社の話をし、偽造の資料を作り、実際ある話とすり替えた形で出資話を構成していました。

いくら探しても会社が見つからないにもかかわらず株式会社を名乗っていました。

調べたらわかることなんですが。

情報の使い方、取り方、分析の仕方などある程度経験がないのかもできないかもしれませんが、上記のことを念頭に置いていれば大分リスクマネジメントができるかと思います。

あとは、BtoBの話でいれば大手だから、銀行だから大丈夫だと思っていたら担当者が横領をしていたという話もよくあります。

個人も企業もこういう被害にあわないように、さらに肝をお伝えするセミナーも開催します。

コンプライアンスなどに不安を持つ方はぜひご参加ください。

行政のマイナンバー、個人情報の漏洩対策アドバイスもしたことがありますのでわかりますが、ほぼすべての会社が対策が不十分です。

保険も大事ですが、予防はもっと大事ですよ。

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