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去り際はきちんと

こんにちは、とろろこんぶです。

今日は仕事のビジネスパートナーいや、同業者、といいますか、仕事仲間の話をします。

私は家で色々な会社のWebデザインやディレクション、ECサイトの運営などを請け負っています。

仕事の大半をある友人の会社の下請けという形で行っていますが、そこに同じようにフリーランスで業務提携している男性の話。

年齢は若く、まだ仕事を始めて2,3か月。

正直まだまだ粗削りでしたが、まだまだこれから!がんばれ~!と母のような目で見守っていた時の事。

友人から連絡で、その人が突然連絡がとれないと知りました。


いつも更新をかかさないSNSの更新もぴたっと止まっており、全く連絡がつかない。

私の友人は本当に心配し、連絡がとれなくなった日の夜に起こった電車の人身事故について警察に問い合わせし、違う人だったという確認をするほど…。

結果、2日後に「生きてはいます」とのLINEがあっただけで音信不通になりました。

そこから数日してまたSNSの絶好調な更新が始まり、色々と活動しているようなので何かトラブルがあったわけではなさそうで、一安心。

なぜこんなことを書こうと思ったのか。

私は過去に辞めた会社の上司の言葉を思い出したからです。

その頃勤めていた会社は業務が大変で、毎日残業続き。帰るのは終電が続いており、その時の上司に「もう辞めたい、限界です」と退職の旨を伝えた時、

「別に辞めてもいい。けど、いつもしんどい時、お前は逃げる人生を歩んできたんちゃうか。そしてこれからもそうなんやろうな。」

言われたとき、何とも言えない悔しさがこみあげてきました。
「いや、そんなことないし!てかやったるわい!!!」
と思い、結局辞めずに仕事が軌道に乗って落ち着いた数年後、退職しました。

その時続けたのが本当によかったのかわかりませんが、自分自身としては辞めずひたすら納得するまでやりきったことを後悔してません。


前述のいなくなった男性の話に戻りますが‥‥、

実際に私が彼のせいで仕事面での付加がかかってきたわけでもなく、直接の被害にあったわけではないので、いう権利はないのですが、
なぜ一言、「すいません、辞めます」や、「ちょっと時間ください」などの連絡ができないんでしょうか。

人間なんで逃げたいときや投げだしたいときもある。

そりゃそうです。

でも、少なくとも私の友人は無理に仕事を押し付けたり、理不尽に怒ったりする人間ではないです。
どちらかというと温和で、無口に見守り、困ったときはさっと手を差し出すタイプ。

もちろん2人のことは2人しかわかりませんが、少なくとも、特に理不尽に暴力を受けたりして逃げたい、などといった場合以外は、できるだけ後腐れなく去るべきだと私は思うんですよね。(男女の恋愛はまた別です…w)


自分の都合で、誰かを傷つけたり、踏み台にするような生き方だと、一緒に過ごした大切な時間も全て悪い印象になってしまう。

そして何より、そういう逃げる自分が当たり前になって、自分のことが嫌いになってしまうのではないでしょうか?(これは考えすぎですかね?)


改めて自分も去り際、終わり方って大切だなと感じた、そんな出来事でした。

そして、私は娘にも、人には迷惑をかけない生き方をし、ずっと自分自身のことを肯定できるような人でいてほしいと思います。


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