自分らしく暮らせる住まいを実現するために初めに考えたい10の質問

まずはじめに・・・

「自分らしく暮らせる家」をつくるには、まずは自分自身が「自分らしく暮らす」為に何が必要なのかを知る必要があります。
自分は何が好きで何が嫌いなのか、どのような時間に安らぎを感じ、大切にしているのか。これから先、どのような暮らしをしていきたいのかを見つめるということです。

今、YUIの記事を読んでいただいているあなたは、新居でどんな暮らしをしたいのかイメージしたことはありますか? 

暮らしのイメージが固まらないと、あれもこれもと気持がゆらいでしまい、方向性がぶれてしまうため中途半端な「家」になってしまいます。
もちろん、最初から具体的にイメージ出来なくても大丈夫。
新居でどんな暮らしがしたいのか、どんな事がしたいのか、まずは夢を膨らませてください。そして、実際の暮らし(現実)と照らしながら調整していきましょう。

その前に、ちょっと想像してみてください。
あなたは「家を建てよう!」と決め、ウキウキで近くのモデルハウスへ赴きます。担当営業マンから「どんな家がいいですか?」と、住まいづくりの条件を聞かれた際に、あなたはどう答えますか?

「LDKは20帖以上で、8帖の主寝室と子ども部屋が2つ、出来れば書斎が欲しい。」
 
こんな風に【具体的すぎる(数値付きの)条件】を伝えてしまっていたら残念。作り手からすると、このような【具体的すぎる条件】では、あなたがどのような暮らし方をしているのか背景がまったく見えないので、その土地にある様々な制限の中に【具体的すぎる条件】をつくり手自身の価値観でパズルのように当てはめていくことになります。
その結果、何が起こるかというと・・・

「伝えた(数値的)条件は満たしているけれど、なんだかしっくりこない。何故だろう?」

といいうモヤモヤ。何がいけなかったのか わかりますか?
もっとも重要な事が伝えられていないのです。どのような暮らしを実現したいのという【住まい方の価値観】です。

例えば、飛行機のチケットを購入する時は行き先が明確になっているはずです。○○へ行くという目的があって購入しますよね。飛行機に乗りたいからチケット下さい・・・とは言わないはず。
住まいづくりも同じです。住まいづくりの目的は「家」という箱を完成させる事ではなく、「そこでの営まれる日々の暮らし」という体験です。

皆さんが手に入れたいのは「箱」ではなく、自分らしく過ごすことが出来る「そこで営まれる日々の暮らし」のはずです。
【具体的すぎる条件】では作り手がお客様が望む「暮らし方、住まい方の価値観」が見えないので、「箱としての家」を提案されてしまうのです。

「飛行機のチケットを下さい。午前の便でビジネスクラスの通路側の席(=具体的条件)予算は○○円以内です。」
これでは相変わらずどこへ行きたいのか分からない。結果、「伝えた条件は満たしているけれど、なんだかしっくりこない。何故だろう?」といいうモヤモヤが起こるのです。 

これからご紹介する10個のワークを通じ、皆さま自身の暮らしをしっかりとみつめ、作り手に伝えいただく「自分らしく暮らせる家」に必要な条件を考えていただきます。
そして、ここで出た答えを作り手に熱く(!!)伝えてきてください。 

もちろん、ここで行ったワークで出来上がったものを共有してもOK。きっと住まい方の価値観の共有が出来るはずです。
今後、住まいづくりを進めていく中で、「これでいいのだろうか?」「なんだかしっくりこないなぁ」と感じる事が度々出てくると思います。 
(きっと出てきます。)

そんな時は、これから皆さんが考えるYUIからの質問への答えを見返してください。何かヒントになることが見つかるかもしれません。もし、具体的に掘り下げて確認していきたい場所がある場合は次のステップのワークもお試しくださいね。 (現在準備中)


では!

まずは紙とペンを用意。

そして、お気に入りの飲み物(コーヒー、紅茶等だけでなくアルコールでもOK)とおやつを忘れずに。自宅で映画やスポーツを観るかのようなリラックスした状態で、思いつくままに書き出してみてください!
住まいづくりの方向性が決まれば、価値観を共有したプロ(作り手)が素敵な提案をしてくれるはずです!
ポイントはPC等ではなく「紙に書く」ということです。見返すことも創り手に渡し、コピーしてもらうことも、思考を追いかける事も出来るのでアナログですがこれが一番お勧めです。
そして、迷って消したものが残るよう鉛筆ではなくペンがお勧めです。「消したと」いうことは「しっくりこない、違う」と感じたもの。これも方向性に迷った時、大切な情報となります。
では、楽しみながらワークを進めてみてください。

※ワークは有料となります。Step1から10までありますのでお楽しみください。

※直接のお問い合わせが必要な際はYUI'sAmebaまで。

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