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PS 元気です、練乳。

夫とは結婚して1年。完レス歴は4年超。

そんな私は最近Twitterを再始動し、レスられ仲間をつくり始めた。

仲間、なんて表現を使うのはおこがましいかもしれないけど、少しでも共感できたり尊敬できたりする同じ境遇の人がいると心強いわけで、なにか特別なきっかけがあったわけではないけどもとりあえずそんな感じで始めてみた。

同じ「レスられ」でも、色々な人がいて事情も状況も違う。
もちろん対象者がそれぞれ別の人なのでそれは当たり前なのだが、共通点もたくさん発見した。


特に「約束した日に相手が腹を下す」率の高さは異常。
頭が痛い、とかそういうのでも良さそうなのになぜか皆一様に腹を下す。
全国のレスり夫には正露丸をプレゼントしたい。


レスられさん達を大分類すると、レスでも仲良しな人(我々夫婦はこれに該当)、離婚を迷う人、すでにレスが原因で離婚した人、夫への怒りが止まらない人、婚外してる人なんかがいる。もちろんこれだけではない。

私はできるだけ同じ境遇の人を探してはフォローしていたりするのだが、境遇は違えど言っていることがその通りすぎる人なんかも思わずフォローしてしまう。
あとは最近フォローしてもらうことが少しずつ増えたので、共感出来そうな方はフォロバするようにしている。(えらそうですみません)


そんな中、色々な方の投稿を見ていてふと「あれ…私って今辛くなくね…?」と思い始め、もはや私の性欲が消滅したのでは?と疑ってしまうほどの感覚に陥り、自分が今どんな立ち位置にいるのかを改めて考えてみたのでここにその記録を残そうと思う。


セックスがしたいか

してぇ。してぇよ。夫よ抱いてくれ~~~~!!!!
(ちゃんと性欲はありました)

婚外はどうか

なし。相手が夫でなければ意味がねぇんですよ。ハイ。

なぜしたいのか

だって~~~セックスって気持ちいいし~~~あの雰囲気とかなんか特別じゃんね~~~愛されてるって実感するし~~~~ハイ~~~。

今どんな気持ちか

俺は生きている!!!!


とまぁこんな(どんな?)感じなわけで、レスである状況が辛いかと言われれば辛くない。
もし万が一夫の浮気が発覚するとかそういう最悪な展開がない限り、要は今の平和が保たれている限りはしばらくこの感じで楽しく生きられそうである。

夫の全てを受け入れます・・・・・みたいな菩薩モードの時とも違い、したいことはしたいけど、まぁしなくてもいっかみたいなそんな感じ。だからたぶん誘って断られたら普通に傷つくことには変わりない。と思う。だから誘うこともしていない。


いつかはきちんとまた夫に話したいと思っている。
どう考えてもしたい気持ちに今のところ変わりはないし、子どもだってまだ望みをもちたい。まぁこれについては何が何でもってわけではないけれど。

自分の気持ちを紐解いていくと、私は今の現状「セックスしていない」ことに関しては良くも悪くも諦めがついてしまったのかもしれない。
しかし、理由がわからない、つまりは夫の本音を知るに至っていないことがどうしても納得ができないのだ。

人間ひとつやふたつ、いやもしかしたらもっと、言いたくないことや知られたくないことはある、それはわかる。
でも、配偶者である私がそこに悩んでいる以上ごまかし続けるのはいかがなものか。
私の悩みの根底が「レスであること」→「この現状をそのまま放置されていること」→「夫に向き合う気があるか否か」にシフトされ、今の私が出来上がったのだ。

考えに考えを重ねた結果、もし夫がどうしてもセックスがしたくない(できない)というのなら受け入れようと覚悟を決めた。
できないならできないとわかれば、そこからまた考えられるから。
今はただただ命令されてもいない“待て”を食らっている状態。私はあみんじゃないのでいつまで待てるかわからない。
きっとそう遠からずまた話をすることが必要なんだろうなと思う。


思い返せば、レスを自覚したときから私の感情はめまぐるしく変化した。

最初は怒りと悲しみが混じったような「え、全然やらんけどどうした?」みたいな感覚から始まった。
たぶんその時点で3か月くらいしてなかったけど、そもそも会う回数自体少なかったし会えてもできるような状況じゃなかったので期間については仕方がない部分もあった。

同棲が始まり、これでできる!とワクワクしていた私。全く以ってそんな気配のない、当時彼氏だった現夫。「え?」の感情から「は?」に変わったのはこの頃。圧倒的怒りの感情。「一緒に住んでてなにもしないってなんなの?ちんちん死んだん?」と思っていた。

同棲から数週間後、耐えかねた私「なんでしないの?」と不機嫌ブリブリで食ってかかる。「(その頃の状況的に)申し訳ない気持ちが先立って、その上で自分の欲を満たしたいなんてことは言えないし思えない。だからもう少し待っててほしい。」と返答され、そういうことなら…と夫の気持ちを受け入れることに。

状況が好転することがないまま約1年。寂しさMAX期。状況が変わらないことには仕方がないと自分に言い聞かせつつ、本当に私に申し訳ないと思ってるのその態度?と思うことが多々あり怒りと寂しさと落ち込みととにかくネガティブな時期。夜中声を殺して泣くこともしばしば。

急なビッグチャンス到来。ふざけて触り合ってたらどうやらその気になったらしい。そのまましてしまえばよかったものを、夜中だからという理由で断念。「明日しよう」の言葉を信じてウキウキワクワク!だがしかし「するんだ!と思ったらなんか緊張しちゃって今日はごめん」とリスケされる。その約束は未だ果たされず。

気長に待ってみるか・・・の菩薩期到来。したい=辛くなる、なら、しないでも大丈夫な自分になってみせる~!というバリバリ自己成長期とも言える。感情はほぼ凪。穏やか。平和っていいね。

ビッグチャンスからさらに1年くらい。夫にアダルトコンテンツ課金疑惑浮上。他の女性には反応することを知り、再び病み期到来。感情としては怒り&悲しみ。もしかしたらこの頃が一番辛かったかも。結婚もしていなかったので「別れた方が・・・」という考えが頭の3割程を占める日々。

迷いを残しつつも結婚。この時点で完レス3年くらいは経ってた。これまでに上記のような感情の変化以外にも、誘う→断られる→傷つく、なんてことも2,3回あった。大丈夫になったり辛くなったり割とぐちゃぐちゃしながら結婚した私、無謀すぎる。

結婚から数か月、友達(子持ち)もレスだと知る。立場は違えど辛さは一緒、話はめちゃくちゃ盛り上がり、共に「一度ちゃんと話合った方がいいよね」の結論に至りついに決戦の時。よし話すぞ!と決意してから3日間は謎の息苦しさ(たぶん話すの超怖かった)に見舞われる。ついにその日を迎えるわけだが、冷静に落ち着いて話そうと心掛けるものっけからボロ泣き。なんやかんや話し合って「ホテルに行ってする」という案に落ち着く。

本当に行けるのか?行ったとしてできるのか?なんて不安を抱えつつ当日。はいリスケです。なんかかんか理由つけて先延ばしにしたかった模様。まぁね、ずっとそんな雰囲気にもならなかったしと今なら思えるけどその時は辛かったぜ、期待しちまってたんだもんよ・・・ちくしょー!

そしてまぁ現在に至る。急に雑。

ここに書いた以外にも、お互いの仕事の状況が変化したりメンタルに影響を及ぼすようなこともあったけど割愛させていただいた。
ざっくりまとめてしまえば、私にできることはやってきたわけだ。
ダイエットしてみたり、見た目に気を遣ってみたり、おなら&下着姿は見せないようにしたり、スキンシップ・マッサージの類なんて朝飯前。血眼になってセックスレス解消法を検索したり、男性心理を知ろうと本を読み漁ってみたり。私、控えめに言って偉すぎる。

そんな努力を重ねてきた結果、私に残った気持ちは「夫、なんでしないんだろう?」というシンプルな疑問。

怒りでもなく悲しみでもなくただただ疑問。

世の中にセックスが苦手な人がいるのも知っている。疲れたらその気にならないのもわからなくはないし、今更感があると言われれば私もそうかもしれない。

しかし、前回の話し合いから引き出された夫の「外でなら」は前向きな答えじゃなかったと思う。(現にしていないわけだし)

じゃあきっと別の理由あるやん。それを教えてほしい。

子どもが欲しいと言いながらしない意味はわからないけど、おしりを触っておきながらしない意味はわからないけど、その意味がわからないところを夫に教えてほしいんだ。夫に聞かねば。

夫の気持ちは夫にしかわからない。私がいくら想像したところでわからない。だから夫に聞くしかない。

じゃあ今の私に夫は正直に話してくれるだろうか?

わからない。

そう、わからないからせめて「この妻ならば話してみよう」と思える妻に私はなりたい。


長くなってしまったけど、私が目指す私はコレ。

それをやってるうちになんかやたら元気でご機嫌だぜYeah!!な私が出来上がった。気分的にはゆってぃとか中山きんにくんとか松岡修造とかそういうのが混ざった感じ。周りからすれば非常にうざい仕上がりだ。(でもちっちゃいことは気にしない)


ここまでを読んでいただくと夫が一体どんなやつなのかと思われてしまいそうだが、私は夫にたくさん助けられているし夫愛は強め。
私と違って気持ちの切り替えが早くて上手いし、私がどんなに不機嫌でもその場の空気を変えてくれる。(例外もある)
仕事ができるところも尊敬しているし、私がつくるご飯を毎回おいしいと食べてくれるところも愛。腹の立つことももちろん多々あるけど、それ以上に好きなところが多い。

夫の人間性や私に対する愛情が、今の私をつくりあげる原動力であることは間違いないのだ。だから私はいろんなことを諦めたくない。

今の私は周りの人から見たら滑稽かもしれない。

実るかもわからない努力をバカみたいにしてると思われるかもしれない。


でもそれでいい。夫に対して色んなことを諦めるよりもこうしてる自分の方がよっぽど好きだから。

究極の自分大好き人間の誕生である。


捉え方は人それぞれなので、うぜぇと思ってくれても構わない。(嘘ですちょっとだけ傷つきます)


とりあえず2022年6月現在、練乳、めっちゃ元気である。

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