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フリック代表監督が明かす「ミュラーやサネへの期待、目指すサッカー、ブラッツォとの関係」

—— 以下、翻訳(インタビュー記事全文)

歴代最多マイスターやドイツ代表チームの内側に迫る!

ドイツ『ビルト』紙のTVチャンネル、「ビルト・ライブ」の『バイエルン・インサイダー』の第2回では、本紙サッカー編集長のクリスチャン・ファルク記者が、ハンジ・フリック代表監督(56)とともに、シュトゥットガルトにある代表チームのチームホテルにゲストとして登場。

元バイエルンの監督が語ることとは...


ドイツ代表での初めてのチームの夕べについて:「バイエルンの試合を見るかたわら、リバプール対チェルシーの試合も少し見たよ。夕方には一緒に座り、チームの夜を楽しみ、今後に向けて気持ちを盛り上げたんだ。というのも、そのバックグラウンドとして、このチームにとって何が重要であるかを理解することも重要だからだ。ここには素晴らしいスペシャリストたちがいる。こういった形で、我々は最初のスタートを切ったのだ。」

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バイエルンのスポーツディレクター、ブラッツォことサリハミジッチ氏との関係について:「素晴らしい2年間だったのは、認めざるを得ないね。(...)当然、多少はうまくいかないこともあるものだ。(...)とはいえ、非常に素敵な時間だった。そう記憶しているよ。ユリアンにしろブラッツォにしろ、彼らは私の相談パートナーだ。バイエルンの選手たちに関して、代表チームのために私が連絡を取り合っていることは言うまでもない。うまく噛み合い、機能するようにとね。何もしこりなどない。特にユリアンとは非常に親密な関係にあるよ。」

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代表チームにおけるバイエルン・ブロックについて:「バイエルンの選手たちは、我々が志向するサッカーのスタイルを熟知している。(...)これは我々の追い風となるだろう。我々コーチングチームにとって重要なのは、パフォーマンスや、いかに用意ができているかだ。それが私たちが注力すべきポイントなのだ。」

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カイ・ハヴァーツのセンターフォワード起用の可能性について:「カイはセンターでプレーできると信じている。(チェルシーの)トーマス・トゥヘル監督とは意見交換を行っている。(中略)彼がセンターでもプレーできるのは想像に難くないね。」

レロイ・サネや彼のパフォーマンスについて:「監督である以上、決断を下さなければならない。私が下した決断は、レロイに伝えたよ。何度もやり取りし、彼も理解してくれた。全く何も引っかかる点などない。それどころか、互いに非常に評価し合っているのだ。彼のクオリティは知っているが、常にそれをピッチで示してくれるわけではなかった。彼は現在、左サイドでもプレーし、昨日は美しいゴールをお膳立てした。ユリアンと連絡を取っているのは、今の彼をサポートすることも重要だからだ。彼は長期の負傷離脱を強いられ、かつてのレベルを取り戻すには一定の時間が必要なのは誰の目からも明白なことさ。

トーマス・ミュラーと代表チームについて:「トーマスに決まったポジションがあるかはわからないが、彼は試合中、ピッチ上を縦横無尽に駆け回る印相だね。頭痛の種というよりも、むしろ歓喜を与えてくれる選手だ。あらゆる監督にとって非常に重要な選手さ。何をすべきか、いかにチームが作られるべきかを知っている。だからこそ、彼の存在は重要なのだ。」

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DFラインは3バックか4バックかについて:「今のところ、4バックでディフェンスを組む予定だ。」

マリオ・ゲッツェの召集見送りについて:「マリオ・ゲッツェとは、他に漏れた選手たちと同じく、電話で話をしたよ。また、最初の国際Aマッチに召集されなかったからといって、見捨てられたわけではないことも理解している。(...) 10月には、その時のチームの状態を見て決めるつもりだ。」

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9月のワールドカップ予選について:「順位表を見れば、この3試合はすべて勝つべきなのは分かるだろう。それが我々の持つ期待であり、計画なのだ。初戦のリヒテンシュタイン戦は、良い状態で臨む必要があり、それが我々に勢いを与えてくれるはずだ。」

▼元記事
https://www.bild.de/sport/fussball/fussball/bundestrainer-hansi-flick-bei-bild-live-was-bei-san-jetzt-ganz-wichtig-ist-77521224.bild.html


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