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トリマー話 part2

こんにちは。
コンダクターのふじはらまやです。
いつもお読みいただきありがとうございます。

今日もトリマーになったキッカケを
書いていきたいと思います。

ショップではアイリッシュセターという大型犬を自家繁殖していたので
セッターのトリミングが多く
中型〜大型犬のトリミングを重点に置いていました。

イングリッシュセターです

その頃、また新たな犬種との出会いを機に
ストリッピングというテリア種独特の技法を学びました。

トリミングナイフという道具で
毛を抜いて固くするという技術です。

現役で使ってます

テリアを飼い始めたことをきっかけに
新たな技術を習得しました。
テリアを飼っている方は
一度は興味を持つその技術は
ペットショップにトリミングをお願いすると
バリカンで刈られてしまう。
専門学校でも座学でしか学ばない技術なのです。

私はこうやって
新たな犬との出会いによって
通常のトリマーとは異なるスキルを身につけました。

スキルは数をこなせば自ずとついてくるし
最高の技術をプロのハンドラーから学ぶ機会も得ました。

ただ、いつも犬に甘く見られないように
ピリついた空気感でトリミングをしていました。
そんな時にお店に来られていた経営者の方々に
「犬を切ることだけが仕事ではない。
犬を切らせてもらっている飼い主さんに
ファンになってもらわないとダメだ」と。

自分は職人だと勘違いしていた事に
その時初めて気がつきました。
お客様に喜んでもらいたい
そんな思考はその時は全く持ち合わせていなかった。

それを契機に、お客様に喜んでもらうことを考え
その結果として反響が良くなることが楽しみになり
仕事の向き合い方が変わりました。

まだ20代の私に
経営者の方々は仕事の向き合い方を教えてくれました。
何となく始めたトリマーでしたが
今振り返ってみると興味を持ったときに
必要な犬と人に出会い
恐れる事なく挑み続けていたなぁと改めて思います。

それが私がいつも思う
根拠のない自信
に繋がっているのだと思います。

お読みいただきありがとうございます。
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