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飲食店経営で必要なこと①

こんちは!
ヨーロッパ放浪者のレジブログです。


さて、今回はタイトルの通り「飲食店経営で必要なこと」に着目して、
ご紹介していこうと思います。
飲食店経営をされている方、飲食店経営を考えている方へ特に為になる情報となります。


今回のトピックスはこちらです。

FLコストとFLコスト比率

飲食店経営では切っても切り離せない情報となります。

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FLコスト、FLコスト比率とは

FLコストは食材原価と人件費であり、FLコスト比率(以降 FL比率)は売上高に占めるFLコストの比率です。
「F」はFoodで原価、材料費を示し、「L」はLabor(労働)で人件費を示します。売上から経費を引いたものが営業利益であるが、その経費の多くを占めるのがFLコストとなります。
売上がいくら高くても、FLコストが高ければ、利益は上がりません。
したがってFL比率をどれだけ下げることができるかが、飲食店経営をうまく行っていく上で大きなカギとなります。

FLコスト= F(材料費)+L(人件費)

FL比率 =(FLコスト)÷ 売上 × 100
       =(材料費+人件費)÷ 売上 × 100


適切なFL比率とは

FL比率について、ご理解いただけたかと思いますが、
実際に求める水準、目標に置くFL比率とはどのくらいなのでしょうか。

もちろん、FL比率を下げれるだけ下げることが理想ですが、
どうしても材料費、人件費の切り詰めることには限界があります。

一般的にはF、Lともに30%ずつの合計60%が目安とされるようです。
例)月商1000万円の店舗の場合、1000万円の300万円(30%)が材料費、人件費となります。残る400万円のうち、家賃や光熱費などの経費を支払えば、営業利益が約5%(50万円)出るといわれます。
ちなみにほとんどの飲食店で5%程度、株式上場している飲食企業でも8%程度の営業利益率みたいです。

FL比率が55%以下なら優良店、65%を超えると危険水域となり、60%未満に抑えるのが重要な経営戦略となる。


また飲食店といっても様々な業種があります。
業種によっても目安となるFL比率の内訳が変わります。

こちらについてはまた今度ご紹介します。

ではまた!

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