コロナ報道についてひと言

最近、ワイドショーでワクチン接種後にアナフィラキシーが起きてキャー怖いみたいな話をひな壇芸人があることないことを話しています。
私は基本的にテレビの言うことは批判的な見方をしています。

先週のサンデージャポンでフワちゃんがコロナ関連の話題で一言も話させてもらえませんでした。
恐らく、フワちゃんが問題発言をするとスポンサーが離れていくだろうから、台本に色々書いていたのでしょう。

フワちゃんの芸風は私は嫌いですが、さすがにかわいそうでしたね。

コロナに関する最低限の知識も無い芸能人をテレビに出すなら、構成作家が「アホなことを言う芸人の間違いを感染症の専門家が正す」というシナリオを描けば面白いのですがまあ無理でしょう。
テレビが廃れたとはいえ、影響力はまだまだあります。
しかし視聴率だけを求めるテレビにコンプライアンスを求めるより、視聴者が正しい知識を持てば良いのです。


ワクチンは危険?」

もちろん絶対に安全ではありません。
感染症専門医の忽那賢志氏によると

コロナワクチン摂取をした人でアナフィラキシー反応が出る確率は「10万人に1人」だそうです。
一般的なワクチンではおよそ100万人に1人だそうです。

ワクチン投与後、しばらく様子観察をして副反応が無ければ帰宅、アナフィラキシー症状などがあれば医者が対応し重症化を防ぎます。

EMA(欧州医薬品庁)はアストラゼネカのワクチンについて「デメリットよりメリットの方が大きい」という見解を出し、原因を調査すると話しています。

ファイザー、モデルナ社の新型コロナワクチンについてはどちらもかなり大規模なRCTが組まれ、高い安全性が立証されています。
ただどちらのワクチンも注射を打った部位の痛みは6割~9割はあるようです。
12時間~24時間は痛みが顕著らしいです。
痛いけど、安全
と言っても良いのではないのでしょうか。


ワクチンの効果は?

ファイザー、モデルナ社も約95%の発症予防効果があるという結果が出てます。

モデルナ社のハイリスク群のワクチン有効率は90,9%。
65歳以上のワクチン有効率は86,4%だそうです。

忽那氏は「これまでに報告されているワクチン臨床試験の報告では新型コロナの発症を防ぐ効果は示されていますが、無症候性感染(症状は無いが感染している状態)に関しての情報は不足しています」との見解を示しています。


「日本での問題」

専門家の研究デザインや評価基準が統一していないというか、良く分かりません。
未曾有のケースではあるので色々難しいでしょうが。
国が見解を示し、自治体の意見を聞いた上で国が政治的判断をするやり方で良いと私は考えています。

問題は全世代が自粛慣れして、危機感が薄れていることではないでしょうか。

最後に以前大反響があったツイートを紹介します。


以前、話題になった京都大学ウイルス再生医科学研究所の宮沢孝幸准教授のツイッター、
皆さんは覚えていますか?

まず、よく考えて!
今、感染拡大を止めるのが大切。
今回のウイルス、感染しても多くの人は気がつかない。無症状なんだよ!
でも、それが危うい。他人に知らない間に移しちゃう。
そして、中には発症して、死んでしまう人がでる。

まずは、意識改革だ!

2020年3月20日。宮沢孝幸氏のツイッターより引用


以上、素人でした。


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