滝に向かう道すがら、ゴミが散乱していました。

ゴミの正体、よく見てみると、ポケモンカードの袋でした。

広範囲にわたって捨てられており、中身をチェックしながらカードだけバッグかポケットかに入れて、袋だけ捨てていったような光景です。

ゴミを捨てていくなんてダメね！と思いながら滝への道を進んで行ったのですが。

が。

ゴミを放置したままでよかったのか。

ゴミをそのままにしていくことはゴミを捨てることと同じなのではないか、と思わされたのですよ。

猛烈な罪悪感。

滝の帰り、ゴミはまだそのままだったので拾い集めてきました。

全部で２３袋。捨てられていたカードは既にコレクションにあるものだったのでしょう。

価格を調べたところ１パック１５０円、２３袋なら３４５０円。大人買いとしたらまだ可愛い金額なのかもしれません。

でも、袋を捨てたらあかんやんね。

そして、それを通り過ぎてもあかんやんね。

もちろん出勤途中の急いでいる時にそんなもの拾っている暇などありません。私は時間があったから拾うことができたのです。

自分で掃除しもしないくせに、汚す人だけを非難することはできないな、と思わされました。

これ、全てについて言えることかと。

自分だけ泥かぶらないとこにいて、泥で汚す人、ましてや泥をキレイにしてくれる人に対して何を言えることがあるのだろうかと。

さらに。

ポケモンカードのゴミじゃなかったら、ここまで考えなかったかもしれません。人が捨てたゴミを単なる景色の一部として見過ごすことしかしなかったと思います。

滝詣　連続５６日目　ゴロゴロ