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【行ってきた】Design meetup リブランディングの舞台裏 #mercarirebranding

ノゾエ(@conoito)です。


\やりましたぞお〜!/


という事で、先日、突然のリブランディングで界隈をざわざわさせたメルカリさん主催の、Design meetup リブランディングの舞台裏に参加してきました。

会社でお世話になってる先輩デザイナーの、えんあかさん(@en_aka)ひのふさん(@pinopo_)と一緒です。
みんな年末にかけて着実に運を使い果たしてますねえ〜〜〜(わたし含め)


Hello new logo

2018年10月30日、突然のロゴリニューアルをリリースしたメルカリさん。
あまりにも突然の出来事だったので、「何事だ?!」となったのを覚えています。

(しかも当時30日なのに新機能の説明には31日って書いてあるし。)

「なぜロゴをリニューアルしたのか?」リブランディングに至った経緯と、その中であった色々なやりとりや出来事、知見や学びについて、いろんなお話を聞いてきました〜

苦しくも抽選に外れてしまったデザイナーの方に、一刻も早く届けこの記事ッ……!!!と思いながら書いています。

すでにメルカリさんがまとめている上記の記事には乗せ切れなかった、
このイベントだけで聞けたお話をメインにまとめます


なぜメルカリをリブランディングするに至ったか?

まず、経営陣の間で、「組織がどんどん拡大する中、メルカリのデザインが置いてけぼりになっていること」に対して問題意識が高まり、mercari CXO室ができたことがはじまりだったそうです。

少数精鋭で舵取りのいなかったデザイン組織にCXO室を設け、これからメルカリがどのようなプロダクトであるべきかを、メルカリのミッションを再考し、定義するところからはじまったとの事でした。(この議論に1〜2ヶ月😇)


この議論で、メルカリがこれから、売り買いだけでなくそれらを超えてより大きなプラットフォームにすることを目指していることがわかります。
そして、より日常的に使われる存在になるためにブランドをアップデートする必要があることが明確になりました。

今までは「ユーザー同士の売り買いに特化したアプリ」と言う方向性から、「より日常的に使われる存在」と言う方向性にアップデートされるにあたって、それをデザインとしてどう表現するか?を考え、ロゴのリニューアルに至ったそうです。


今までは「しまむら」、これからは「IKEA」

「ブランドをアップデートしつつ、とはいえ敷居は高すぎないまま、でもここ独特のデザインって確かに形としてあるよね」みたいなところを目指してリブランディングを行なったとのことでした。


やったのはリブランディングだけじゃない

先ほど「少数精鋭で舵取りのいなかったデザイン組織にCXO室を設けた」と書きましたが、ただブランドをアップデートするだけではなくさらにGoogleとかNetflixとかとガチで戦うため、デザイナー組織の構築も同時に行なっているそうです。

・プロダクトとコミュニケーションをオーバーラップさせたチームを作る
・ビジネスとデザインが分離するべきではない
・デザインと経営が全部一緒になって初めていいプロダクトができる

組織の強さって、ブランドの強さにも繋がってくるのですね〜〜〜


そんなこんなで

NEW LOGO爆誕 🎉

ちなみに、新しいロゴの元となったフォントはこちらの【Azo Sans】というフォント🙏

公平でフラットで幅広い存在を目指しているため、同じように幅広い立ち位置のプロダクト(GoogleとかAirbnbとか)が選んでいるフォントのトレンドである、ジオメトリックなサンセリフ系を選んだとの事です。


そして、ロゴお披露目LP内のフォントは【たづがね】というフォントだそうです🙏


めでたくロゴが爆誕しました。
が、それと同時に

ロゴの適用どこまでやるか問題も爆誕

(つらい)(つらそう)(ぜったいつらい)

ロゴのリニューアルが行われてから、先ほどのロゴのリニューアルについてのストーリーがわかる記事や、ロゴに込められたイメージをよりよく伝えるためのぬるぬる動く素敵なアニメーションなど、外向けに様々なクリエイティブが作られて発信されて「いい感じじゃない?」と思いましたが、色々な失敗と学びがあったそうです。


失敗その1:リリースより先にアプリが出てしまう事件

アプリの都合で、1日前倒しでロゴが世に出てしまった。
おかげで弱まるファーストインパクト
😇

学び → インパクトを出すためにリリース日を調節するなど、状況に流されないような意思決定をするべきだった


失敗その2:センタリング問題

ロゴのガイドを定義しておらず、
各デザイナーが思い思いの位置に置いてしまっていた
😇

学び → 決め事・ガイドラインはちゃんと周知して「わかるでしょ」で進めない。


失敗その3:QA不足でリリース後に不具合多数発見

社内から大量のフィードバックが届く😇

学び → 社内テストをリリースプロセスに含める。


📦


ここまでプロジェクトを進めるにあたって、実際に起こった失敗と、それで得られた学びを実際に知ることができたのはとても勉強になりました。
「しまむら→IKEA」の話も、プロダクトがどうなろうとしているか、イメージをよりつかみやすくなったなと思い、お話を聞けてよかったなと思ったのでした。

メルカリさんの今後の取り組み

・3年後、100人規模で優秀なデザインチームであるための取り組みを行なっていきたい
・引き続きのスピード感。爆速で作って出す・普通のスタートアップの2〜3段上のデザインチーム
・どんなペルソナを持ったら広く深く愛してもらえるか?を極める
・メルカリの空気感を作り出して行きたい


イベント終盤、Q&Aでもいろんな興味深いお話が。


なぜブランディングをするの?

ブランディングを現場や経営層に納得させるには?

「会社と人がマッチしない時があるのと同じで、ブランドがちゃんとしてないと、プロダクトとユーザー同士のマッチングもうまくいかない。」との事でした

そして、このブランディング自体を経営層に納得させることについては、そもそも「デザインに投資する絶対額ってそんなに大きいの?」を経営層に伝え、コストに対する2〜3年後の作用は絶大だぞ!ということを理解してもらうとのことでした。

Samsung < 工場つくるわけでもあるまいし、デザイナー雇っても100億かかることないやろwwwでもプロダクトめっちゃカッコよくなってユーザー集まるからコスパ良wwww 

みたいなお話があったのですが、
「なにかとコストカットされがちな我々、実はめっちゃコスパよかったんやんけ〜〜〜!!!」
という気分になりました(安易)

まあもちろん、その理解を得るためには、
「これ、いいじゃん!」の未来像をわかりやすく見せられる形で作ることが大切とのこと〜。そりゃそうじゃ。いいデザインを見せると、誰でもやりたくなるしぐっときちゃうよね〜〜


📦


おわりに

リブランディングに至った経緯は、デザイン組織の構築のお話にも繋がっていて、かなり興味深いお話をたくさん聞けたなと思いました。

また、ロゴのフォントに対する熱い熱い思いも聞けましたw

会場には美味しいおもてなしも用意されていて、お腹いっぱいの充実したイベントでした〜〜〜〜〜🥐🥪🍪


最近、仕事の方が割と慌ただしく、
でもわたしの力不足のせいであまり上手くいっていなかったりして非常に歯がゆい場面が多々あるのですが、
自分の関わるプロダクトが、ユーザーや世の中にとって価値のある素敵なプロダクトでいれるように、どんどん作っては壊し色んな人に見せて頼りまくって、自信を持って世の中に出すぞ…!
と強く思ったのでした。頼ろう。

そして今わたしは、先日の記事を書いた時と同様、近所のファミレスで深夜に渡ってこの記事を書いています。
イベント続きで疲れていたり、仕事につまづいたりしている中のこの所業、ドM説が濃厚になってきていますね🤟😉👌

次回は、DesignShipイベントレポート!おたのしみに〜!

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ノゾエユカリ

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