20190422_1年経って気づいたこと

仕事の記事を書きはじめてから、今日で1年が経ちます。書き続けて分かった、よかったこと・気づいたこと。

ノゾエ(@conoito)です。

こんなタイトルで、noteに初めての記事を投下してから、今日で丁度1年が経ちました。激エモ〜〜〜!

今日はそういう、エモい話です。
なんだか知らないが心が磨り減ってしまった、新卒デザイナーさんとかが読むとよいかもしれないです。


・・・


記事を書きはじめたきっかけ

社会人1年目を終えたばかりのその頃のわたしは、自分のあまりの役立たずさに「生きていけないかも」と思っていました。まあ別に死なないんですが。
こんなにも仕事ができないのに誰にも責められず、わたしが何をやっても、もうどうにも良くならないのになんでわたしはこんなに居残って磨り減ってるんだろ?もしかして、私はどこかで選ぶ道をものすごく間違ってしまったのでは?と思っていました。

noteで記事を書きはじめた理由は、その頃所属していた事業部でお世話になった坪田さんにオススメされたからです。
坪田さんに、「Lottieを使ってアニメーション実装をいい感じにできて嬉しかった」という話をしたら、「その話、noteで書けば結構普通にバズりそうですけどね」的なことを言われたのをなんとなく覚えています。

職場で自分が役に立ててる感が全然なくて鬱々としていた私は、私のような何でもない人間が書いた記事なんて正直誰の目にも止まらないのでは…と、思いつつ、肩慣らしに先ほどの自己紹介の記事を書いたのち、満を持してLottieの記事を公開しました。

何でもない人間(の私)が書いた記事には、わかりやすい!とか、ありがたい!とかいう言葉が添えられていきました。
前にも述べたように、自分が役に立ててる感が全然なくて鬱々としていた中、誰か知らない人が、私のやったことを肯定してくれたことが、本当に本当に嬉しかったのです。
一時は、ものすごく間違ったのでは?と思われた私の選択は、どうやら間違いではなかったようでした。わたしはここにいてもいいのだなと、許された気分になりました。

許された気分になった私は、1ヶ月に1記事以上のペースで、1年間記事を書きました。
以下に、1年間記事を書き続けて分かった、よかったこと・気づいたことをまとめます。


記事を書いてよかったこと

1. 要点をまとめて文章を書く力が身に付いた

わかりやすく文章をまとめる力は仕事の中で必要不可欠なようです。
社会人なりたてのデザイナーは、早いところ身につけておくと、のちの仕事がすっごく楽になります。
現に、今の事業部でもとても役に立っています。
例えば、デザインの課題背景や意図を説明するために、誰が見ても分かるように共有します。
最低限説明できなきゃいけない部分はテンプレ化したりしています。
これがあると、押さえてないといけない部分を確実に押さえることができるので重宝しています🙏

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2. 知見の共有が楽になった

例えば以前、チームでドラッカー風エクササイズをして、よかったこととか、もしもやるなら気をつけたいこととかいろんな知見を得ました。
他の人にこの辺の知識を共有してほしいとなった時は、記事のリンクをそのまま共有します。

仮にこの記事がもしなかったとして、その人への共有のためだけに諸々をまとめるのは、手間もかかるし、ハードルも非常に高いです。
または、手間を省いてあっさりとした部分しか伝えることができなくて、せっかくの知見が十分に伝えきれないこともあるかもしれません。
noteの記事は、私にとっては、私のデザイン面以外のことを他の人に知ってもらうためのポートフォリオのような役割を果たしています。


3. 組織以外から評価される場があると、心を健康に保てる

組織に根を張り自分を埋め込みすぎていると、組織で全然成果が上げられないとか、誰にも喜んでもらえないとかいう時に死にます(心が)
組織の外には褒めてくれる人めっちゃいます。なので、どうやら「組織から褒めてもらえないアナタは終わってる」という訳ではないっぽいです。
ですが逆に、組織で評価されても、組織から出ると評価が微妙ということもなきにしもあらずです。そういう時は、組織が終わると自分も終わる気がするので、ちょっと外を気にしてみるといいのかもしれないです。
この辺のバランスを考えながらお仕事をすると、何かに執着しすぎて、その執着した相手と離れなきゃいけなくなって心が終わりそうになった時も、いち早くいつもの元気な元の自分に戻れそうな気がします。(組織の話です)


1年間記事を書いてわかったこと

1. デザインの記事を書くことと、デザイン力の向上はあんまりリンクしないあたりまえ体操

ちょうどこの頃、超イベントレポート書いて、スマニューのnoteカテゴリに載ったりしてめっちゃいいねもらってましたが、実際の仕事の方は最高に上手くいっていなかったので我ながらやべーなと思っていました。
実際に手を動かしてモノ作らないと力つくわけないだろ!ということです。ほんとすみません口ばっかで。

今は逆にゴリゴリに仕事をしているので、めっちゃ口数少ないです。
わたしは、わたしは今、力を、パワーを身につけているゾっ…!!!


2. 謙虚さは次第に失われる

「誰かの役に立つかもしれない。誰か見てくれていれさえすればいい。」
くらいの粒度でまとめられたらと思います。

と、初めての自己紹介記事ではこんなエラそうなことを書いていましたが、正直いいねもらえるのが気持ちよすぎて、いいねがもらえそうな記事しか書かなくなりました。

まあ、いいねがもらえるということは市場のニーズに合ったアツい内容をキャッチできているということなので、良いには良いと思います。

ですが先ほど述べたように、デザインの記事を書くことと、デザイン力の向上とはあんまりリンクしないゾというあたりまえ体操が存在するので、見返りを求めすぎず、自分のデザイン力が向上するような取り組みもしなきゃいけないなと自責の念にかられています。
たとえば外向けのポートフォリオに載せてもいいような、多方面に実績として見せれるお仕事をするとかですかね…ウッ頭が

謙虚さをいつも心に頑張りましょう。


3. 浮上してこないだけのメッチャ力のあるバケモノのようなデザイナー死ぬほどいる

あたり前の話ばかりですみません。すごい人ばっかりですよねこの世は。
でもその代わり、上にも下にもまるで歯が立たないなりに、だったら私が、一体何ができるのかわかりやすい人でありたいとは思います。
わかりやすいと、誰かに見つけてもらいやすくなります。
なので、バケモノでなくても、わかりやすい人であれば、何かの役に立てる機会に出会いやすくなるかもしれないです。

私は全然に尻が青いままなので、できないことがとても多いですが、できることも多少はあります。
役に立てることなのであれば喜んでやります。
とりあえず、何かの役に立ちたさすぎて、できないことをできると話を盛るくらいに人の役に立ちたいです。
一応、当の本人は、人の役に立てそうなことを増やしたり、もっと質を高めようとしてはいます。
ご期待ください。


これから記事を書こうとしてる人へ

楽しいです。
良いことばかりではありませんが、悪いことばかりでもないです。
作用と副作用を把握して、うまく使うのが良さそうです。

特に、わたしは人と関わることが大好きなので、社会がないと本当に死ぬのですが、だからこそこうやって自分の脳みその中のものを外に出して、反応をもらって、何ができるかを晒して、ニーズをはかろうとしています。
そうであるべきという話ではなく、私がそういう性癖ですという話です。
もしかしたらもっと先、ちょっと違う考えになっているかもしれないですが、今までのことも思い出しつつ、少なくとも今は、そんなことを思っています。


おわりに

もう書きたいことがなくなりました。
とりあえず、何かを発信する時、嫌な反応があったらどうしよう?と思った時は、「そういう性癖です」と唱えれば全てが解決しそうだなと思いました。性癖なら仕方ないです。性癖に口出されても困りますゥというスタンスで、どんどん晒していきましょう。
さすれば心は健全に保たれます。

おわり。



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