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勝ち抜くハンドメイド作家がしていること4選

こんにちは。
minne作家のコノカです。

月商100万円を成功させた引きこもり主婦の私が、
同ジャンルのハンドメイド作家から抜き出ることができた、
それまでのあれこれを振り返ってみます。

高校時代の友人でめちゃくちゃ面白い子が
「出過ぎる杭は打たれない」と言っていたことを思い出して書きます。

私はこの言葉が大好きです。

埋もれる釘だった作家時代

私は最初、月数千円を売ることしかできませんでした。

一年やって目標の売り上げが出なかったら、
ハンドメイド作家は向いていないと諦めるつもりでした。

商品写真が大事なのはわかっているけれど、
何度撮りなおしてもピンとこなくて、、、

他の作家さんを参考にしても、自分の作品に当てはめると違和感があって。

まあ、こんなもんかな?」
自分の中で限界を決めていました。

相変わらずアクセス数は20〜30を低迷。
人が見てないからいけないんだ。
どうやったら知ってもらえるのかな?

お祈り?風水?縁結び?

雷に打たれたような助言をもらう

ネットショップに詳しい方に、minneのショップを見てもらう機会がありました。
当時は自分のminneのショップがイケてるとも思っていなくて、
人に見てもらうことを避けていました。

見てもらって言い訳ばかりしたくなる。
でも、勇気を出して聞いて本当に良かったです。

雷に打たれました。

「企業が面倒でできないことを、ハンドメイド作家はできる。

 他の作家が面倒でやらないことを、徹底的にやる作家が残る。」

この言葉が私を変えてくれました。

他の作家さんがしていることをしてもダメなんだ。

他の先輩作家さんと同じラインに立つことを目標にしないで、
抜きでなくてはダメなんだ!

私が最初に手をつけたのは、商品写真でした。

1: 抜き出る商品写真

商品写真のためにサンプルを作りました。

他の作家さんがなかなかできていないことをするぞ!

何ができるか考えた時に、たどり着いたのが着用(使用)画像です。

私の作品は誰かに使ってもらうものなので、
着用画像で撮影したものは販売ができなくなってしまうんです。

ピアスなどを作っているアクセサリー作家さんをはじめ、
同じ悩みがある人はいませんか?

商品写真のために、材料費から諸々、コストがかかってしまうことに逃げていました。
もし売れなかったら、、、という不安があります。

でも、今振り返っても、抜き出るには着用画像が圧倒的です!

お客様が商品を探している時、検索を使うと思います。
ベビースタイだったとしたら、「スタイ」「赤ちゃん スタイ」「出産い」とか。

自分のお客様が打つであろう検索ワードを入力して、他の作家さんの商品がたくさん出てきます。
その作家さんたちを参考にしてはいけません。
抜き出るためには、その作家さんたちがやっていないことをやるのです。

私の場合、着用画像が上がってこなかったので、着用画像に取り組みました。

何か違うことはできないか、頭をぐちゃぐちゃにして考えました。
違うことはデザインでもいいです。
表現でもいいです。
でも、もし着用写真を使う作家さんが少ないのであれば、圧倒的に目立つことができます。
最初は主力商品(といっても、気持ち売れている商品)から着用写真を取り揃え、
最終的に全商品をカバーしました。

その中に私は一枚も写っていません。
可愛いモデルさんにお願いしたり、時にはお礼を渡したりしています。

抜き出る商品写真とは、その作家さんのジャンルごとに違うと思います。
自分で見つけ出してみてください。
ちなみに、着用画像が既に多いジャンルでしたら、私だったらデザイン勝負をする、かなぁ。

2: お買い物の仕組みをわかりやすく

お買い物しやすい商品ページをつくること。

私はセミオーダーを受注生産しているので、楽天やAmazonでお買い物に慣れているお客様は受注生産に2秒ほど手を止めてしまいます。



私は大丈夫。

商品ページに説明文を入れてあるし、
購入時の注意点に書いてあるし、
「初めてお買い物をする方へ」って商品ページも作った!



過去の私に「ばかもーん」とちゃぶ台返しをしたい!

商品ページに説明文を書いてあればいい、それではダメなの。

「ここに書いてあります」と言う対応はダメなの。

伝わるように書いてなくてはダメなの。

わかりやすく伝わらないとダメなの。

お客様に言い訳をしていない?

お客様によっては、商品説明文を読まない方もいます。
何か少し気になったことが数秒で解消されないとき、お客様は他の商品へ流れてしまいます。

わかりやすく伝える工夫をこらしました。
箇条書き、番号をふる、商品画像に画像付きでわかりやすく。

3: SEOの知識がある

SEOってなんじゃらほい?

インターネットではGoogleなどで検索をするじゃないですか。

私たちは検索をして上の方からクリックするけど、検索して探しているものが見つかったら、ソレを探すことをやめてしまいます。

インターネット上で情報を出している側は、検索上位をゲットする競争をしているんです。
どうやって上に自分の情報が出てくるか、ルールがあります。
GoogleだったらGoogleが作ったルールです。
そのルールがSEOです。

私は偶然SEOの存在を知って、早い時点で知識をかじることができました。

事業を起こすには二つの柱(ハンドメイド作家+α)があった方がいいと、思っていたんです。

「そうだ、ブログを書いてアフィリエイトをやろう」と調べていました。

タイトルにどうゆう文言を入れた方がいい、とか、minneの検索の上に上がってくる仕組みに通じるものがあるので、知っていた方がいい。

ハンドメイド作家は作品への技術を学び、SEOの勉強を忘れがちかもしれません。

minneの検索の上に上がるルールは、公開されていません。

そして、そのルールは突然変わります。

ただ、minneのサイト自体がSEOに強いので、minneを通してgoogleの検索に商品ページを出しやすいと思っています。

一人でつくったホームページではそうはいきません。

これが、minne様の集客力です。
CMをしてくれて、キャンペーンもしてくれる。

だから気持ちよく手数料を払うことができています。

4: 在庫確保の勇気

この時期、絶対売れる!

絶対売れるのに、もしかしたら、何かあって売れないかもしれない、、、
前もってもっと作っておけるのに、不安で大量に作れない、、、

在庫を抱えるのって不安ですよね。

物販業界の悩みだと思います。
実際売れ始めて、sold outしてしまった時、もっと作っていたら売れたのに、、、って売り時を逃して後悔してしまう。

この時、在庫を確保している作家だけが勝ち残ります。

他の作家がsold outしていく中、売り続けて残ることは圧倒的強者!

私も受注生産で活動している理由は、在庫がリスキーだから。

とはいえ、梱包資材はまとめて買います。

セミオーダーの準備もできるところまでしておきます。

少し、投資してみませんか?
自分に賭けてみませんか?

私は昨年、1年前の2倍売るつもりで動きました。

売れなくても捨てない限り可能性はありますので。

それでね、
乗り越える壁は、
乗り越える準備をしていないと乗り越えられないんだなって思いました。

私は踏み込んでみたよ!

次はあなたの番だよ!

おわりに

「勝ち抜くハンドメイド作家がしてること」を
私なりに感じて考えてみました。

勝ち抜くというのは、勝ち続けるということ。

今の私が振り返った時に見えるものです。

いろんなハンドメイド作家のぼやきやつぶやきを聞いてきて、
気づいた違いです。

他の同ジャンルの作家さんと差別化できていると強いなぁ、と思います。

これをブランディングと言いますが、
いつかブランディングの話もしてみたいと思います。

ブランディングには自信があったけれど、
ちょっと話した人に「ブランディングが浅い」と言われてしまって、
今、ブランディングのメンタルを強化中です。

後々考えたら、マウントを取られただけかもしれません。
いやねぇ。

ではでは、またね!

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