【18日目】個人メディア全入時代に必要な「小さな集団」としてのあり方
みなさんInstagram使ってますか??
最近の若い子はLINEを使うより、InstagramのストリーズからDMでやり取りをする子まで出てきているようで、コミュニケーションツールも多様になってきているようですね。
「LINE未読200件」高校生がLINE離れしてインスタに向かう理由
https://www.businessinsider.jp/post-107511
僕の所感としては、Instagramが流行り始めて一周回った感じがするけど、これからがInstagramの実現したいことが始まるんじゃないかと感じてる日々です。
理由もなしに思ってるわけでもなく、こんな事を感じてたりします。
・ユーザーリテラシーが向上し検索ニーズが多様化してきている。
・メディアのあり方が”組織→個人→小さな集団”に変わってきている。
まず、「ユーザーリテラシーが向上し検索ニーズが多様化してきている。」
ということに関してですが、これは今の10代やSNSのヘビーユーザーに多いのかもしれません。知りたい情報の粒度によって検索するメディアを変えているのです。
�
例えば、「夕飯の献立」を知りたいとします。
こういう場合は、Google検索で「夕飯 メニュー」や「ディナー 手作り」などと検索し、おそらくクックパッドやNAVER まとめなどが検索結果として上位表示されると思います。
しかし、「小室哲哉 引退」みたいなタイムリーな内容に関してはtwitterの方が即時性が高いので、twitter検索で目的の情報にたどり着く場合も多いです。
さらに、イメージはあるけど具体的に「ブランド名」「材料」などがわからない場合は、InstagramやPinterestでタグ検索し、まずは自分のイメージを具体化させていく為に検索を使います。
今僕が想像しただけでも、4つのプラットフォームを利用している事がわかりますよね?
たぶん、これが僕が感じているユーザーの検索リテラシーが上がってきているということです。おそらくメディアの特性がわかっているからこそ、検索の使い分けが出来ているんだろうと思うんですが、みなさんも全部知りたいことをGoogle検索で終わらせる事は少なくなってきているのではないでしょうか?
さらに、メディアのあり方が”組織→個人→小さな集団”に変わってきている。
と思うことは、これら検索プラットフォーム上ではあらゆる情報発信者がメディアとなりえると考えます。
MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体(http://amzn.to/2FYgHWQ)
という本があります。2012年に発行されており、
メディアの仕事というのは、この本に何度も書いたように、「送り手」と「受け手」が存在し、その間に立って当人たちの思いをどのように付加価値を付けつつ伝えるのか?結局は、それに尽きるからです。
とあります。
誰もが送り手になれる時代になったとは、今で散々言われてきていることですが、なぜこのタイミングでまた言っているのかというと、「受け手」の意識が大きく変わってきたからと思ったからです。
この2012年から2017年の間にメディアと呼ばれるモノも、紙メディアはどんどん休刊や廃刊に追い込まれ(特にティーン誌)、組織が運営するウェブメディアや個人メディアが台頭してきました。
大手出版メディア、特に雑誌はどれも同じようなテーマで存在感が減ってきて、そこの読者はSNSで情報を仕入れる様になったとも言えますね。実際はSNSやウェブ上で雑誌の情報を入手していることも多いと思いますが。。。
一方で、紙メディアも「ジン」と呼ばれる、個人発行をしているメディアは増えてきているようです。
ここで議論の対象にしたいのは、「紙」か「ウェブ」かではなくて、そのメディアのあり方が組織によるものか、個人によるものかということです。
Instagramでは特にそれを感じることが多いです。
個人がブランドになり得ると、組織として作っているブランドの強さがより重要になってきます。
正直、雑誌は編集長が方針を決めたり、ブランドもブランドマネージャーと結局は強い意志や思想のある個人ですよね?
メディアやブランドの根幹部は極論全部誰かの意志や思想で、それが誰の代弁をするものなのか、なのじゃないかと思います。
さて、そうなると僕たちは結局誰の代弁をしているのかという結論が見えてくるのですが、この時代に正解はないのです。
強い意志・思想・行動を持って、時代を引っ張れる人が求められているんじゃないかと。
それは決して大きいものでなくて良いと思ってます。現に小さなコミュニティーに率先して人は集まってきている事例を多く見かけますし、受け手側のリテラシーが上がったことで、自分が欲している情報にダイレクトに求めに行く状態はもうあるのです。
ならば、探してる人が見つけやすいように、あなたの横に立って「ここに居るよ」って言ってあげれられる様に僕達は個人の発信を強めていく必要があるんじゃないでしょうか。
それがフォロワーの数なのか、発信の数なのか、今の僕にはわかりませんが、少なくとも何もしない状態は誰にとっても良くないと僕は思います。
少しでも発信を続ければ同じ思想を持った者同士が集まり、小さな集団となります。
たぶん、今僕が考える限りこの形が一番受け手に近い送り手の場所なんじゃないかと考えます。
そこの繋がれるツールとして、InstagramはストリーズからDMが出来る仕組みになってたり、単なる投稿ツールではなくコミュニケーションツールとしてメッセージ機能がついているのだと。
時代によって、コミュニケーションの入口になるものがmixiからfacebookに変わってLINEやInstagramなどが出てきて、目まぐるしく変わってこれからも色んなツールが登場するのだと思うのですが、その先にいる人はどんどん近い存在になってくるんだと思います。
個人と簡単に繋がれる時代だからこそ、あなたの横に立っていられる存在を崩さずにあり続けられる形が小さな集団であることなんじゃないかと思います。
まぁあまり考えても答えは出ないんですが、今出せる答えは今出さなきゃなーっと思いまして、書き綴った次第です。
最後までありがとうございました。
それでは!!
#今日は新しい挑戦ですが 、有料投稿にしました。全文無料で読めますので、ちょっとした実験投稿です。
続きをみるには
¥ 100
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?