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「ひとり」だと良い人なのに「みんな」と一緒なら変貌する人たち。

これは俺にしては少し真面目な話かもなあ。

政治、経済って「人間」が主役だろ。だから人の「感情」ってものすごい影響力がある。

まずはこの一文から始めたい。

何というか、別に考えても役に立つもんじゃないんだけど、俺は子供の頃からふとした時に「みんなの意見」に疑問を持ってしまうことがあった。

と言っても、基本的に能天気野郎で朝からボール遊びをして放課後も夕方まで遊びまくってエネルギーを使い果たすという健全なお子様だったが。

俺が最初に「人の心」に興味を持ったのは小学校の先生が授業中に言った一言だったと思う。

「こらっ、静かにしなさい。みんな一人なら大人しくて良い子なのにみんな一緒になると騒ぐのね」

クラスメイトは「はーい、先生」と言っていたが、俺は小学生だったのにこの言葉がなぜか今でも記憶に残っている。

そして何となく今の社会と似ている気がする。一人なら大人しいのに集団になると歯止めの利かない行動を起こす人々。

自分の関心のある分野の本がジュンク堂あたりに揃っているわけで、ある一冊が気になった。

「群集心理」講談社学術文庫 (ギュスターヴ・ルボン著 櫻井成夫 訳)だ。

この本に勝手に結びつけているが、欧州のポピュリズム政党が気になる。政治思想よりも大衆の目先の利益になるものを宣伝して人気を取っている政党のこと。

たしか俺が「ポピュリズム」という言葉が気になり始めたのはイタリアの政党の「5つ星運動」(Five Star Movement)が気になったからだ。

何で気になったかというとこの政党の創設者は政治家ではなくコメディアンなのだ。名前はベッペ・グリッロさん。

コメディアンは人の心を掴んでなんぼの商売だ。「群集の心を掴む」能力ではその辺のお勉強だけしてきたインテリ政治家よりもはるかに高いと思う。

で、そんな中で人の心が最も簡単に動く「不満」や「怒り」を大統領選挙中に言いまくって刺激して世界最強のアメリカの大統領にドナルド・トランプ氏が当選した。

そういえば、トランプ氏の当選がきっかけで日本では「一九八四年」(ハヤカワepi文庫 ジョージ・オーウェル著 高橋和久 訳)という本が地味に売れいてる。村上春樹さんの「1Q84」ではない。

「ディール!(取引)」「フェイクニュース!(偽ニュース)」ばっかり叫んでいて「大丈夫か、このおっさん」と思う人もいるかもしれないが、俺も正直分からない。でも過激な発言をするほど、一定の共和党支持者が喜ぶのは確かだ。

トランプ氏が当選した時に本人の事が気になったので、まだ俺でも読めそうな「TRUMP How to Get Rich」という洋書を電子辞書片手にかろうじて読んだ。ペーパーバックの紙質も日本の文庫本の質の高さを見習えと感じつつだったけど。

著者名に「DONALD J. TRUMP」と大きい文字で書かれているけど、下に小さく「with Meredith Mclver」と書かれているので共著と言っていいのだろうか。

ただ、この本では自分をかなり美化して書いているとしても結構良いことを書いている。俺は本の気に入ったフレーズがあれば平気でページに折り目をつけるのだが、この本にも数か所折り目がある。

著書の39ページの言葉を引用してみた。

“Learn something new,whether you think you're interested in it or not”.

(物事は食わず嫌いせんと、新しい何かを学びなはれ)。

と俺は適当に意訳したのだが、間違っていたらすまん。

でも良いことを書いている。

するとメディアで俺らが見ているトランプ氏の行動や言動とは違うことが書かれている。やっぱりこれを読むとメディアのイメージとちょっと違う。考えて「丁寧に」暴言を吐いているようにみえてしまう。

一般国民の「憎悪」や「怒り」というガソリン並みに揮発性の高い感情に着火する言動は結構気になる。

こうやって俺の小学校の不思議な個人的疑問からトランプ大統領まできてしまったが、共通するのは「人の心」もしくは「人の感情」である。

むずかしいなあ。

まあ、勝手に書いてみた。

長々としたものを読んでくれてありがとう。








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ポトス

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