未来のことは分からないけれど、自分なりに頑張ってみようかな。そんな風に思わせてくれるような、そっと背を押してくれるボカロ曲を紹介します。

春愁

Islet feat.IA

環境の変わる「春」に「愁」いを抱く人を勇気づけてくれるような曲。過去への後悔や将来への不安も認めながら、それでも前を向かせてくれます。

サーチライト

lazuli feat.初音ミク

未来が不確定でも、自分の道を希望で照らしたい！そんな決意が、暗い空を照らすライトに仮託されています。ピアノボカロックとしても注目です。

ダスト

クワガタP feat.巡音ルカ

「愛されたいと嘆く」太陽にこそ照らせる「孤独」……比喩を用いつつもストレートな歌詞は、リスナーそれぞれを太陽として肯定してくれます。

A Leaf Letter

KEI feat.GUMI

ありふれた（←曲名！）毎日を大切に生きたくなる曲です。等身大の今を認めて前を向く姿勢は、後にKEI氏が作詞するピルグリムにも通じています。

R-18

cosMo＠暴走P feat.初音ミク

内向的な自分を変えたいと願う少女の、ささやかな冒険（自転車で慣れない道を通ってみる）を爽やかに描きます。年齢指定ではありません（笑）。

夕平線

Cielo feat.初音ミク

遠い理想に向かって強気を奮い起こすような言葉が、速いテンポで繰り出されます。「咲いた一輪の花」「夜空に浮かぶ月」等、直喩が伸びやかです。

曲調も軽やか・爽やかで、何度も聴いても飽きない６曲かと思います。お読みくださり、ありがとうございました。