今紺しだ 2024年3月11日 19:34 文法的にも韻律的にも据わりの悪い「抜け出してプールサイド」に臨場感がある。後半「のが見えた」も字足らずで、「走る」のスピード感を増幅する。動詞数も多めだ。授業や規則を抜け出した少年少女に、変則的で勢いのある文体が似合う。この正体不詳の、一瞬の「ひかり」は青春そのものだろうか。 #一首評