取組概要
　阪神南ベイエリア(尼崎臨海部、御前浜、芦屋浜の周辺)を対象に、建築学部生である私たちがフィールドサーベイを行い、道中にみつけた印象的な建物や景色をチェキ写真に収めました。デジタル写真ではなくチェキ写真を選んだ理由は、その場で写真を印刷し、なぜその写真を撮ったのかという理由を書き込むことができるからです。写す対象物は、「かわいい、きれい、◯◯みたいに見える」などあくまで私たち4人の主観でランダムに選び、建築学部生としての視点で阪神南ベイエリアの魅力を見つけることを心がけました。そうして集めた写真を、「かきくけここ行こっ」のインスタグラムのアカウントに投稿して発信しました。
　その後、園田学園女子大学にて行われた阪神つながり交流祭において、他団体の方にこのインスタグラムを紹介する機会があり、より幅広い方に私たちの視点で見たベイエリアの魅力を伝えられたと思います。実際に撮ったチェキ写真を並べて見てもらいながらお話しすることで、撮った瞬間の印象をより鮮明に伝えられました。
　2024年3月には、すべての活動の締めくくりとして上本町の錢屋ビルで展示会を開き、これまでに集めたチェキ写真や動画をマップなどにまとめて展示しました。ここでも建築学部生としての個性を活かすために、見せ方にこだわった展示を心がけました。

目的　
　阪神南ベイエリアは、私たち4人の生活圏から近い場所にあるにもかかわらず、 あまり馴染みのない場所でした。私たち4人に限らず、このエリアの魅力を認識している人は少なく、知る機会も少ないという課題を感じました。そこで、私たち4人が実際にこのエリアを歩き、自分たちで見つけた魅力を効果的に発信することで、活性化を図ろうと考えました。単なる女子大生ではなく、建築学部生としてベストビューポイントを見つけることで、普段街を歩いているだけでは見過ごしてしまうような魅力があることを知ってもらいたいと思いました。実施の成果　芦屋・西宮・尼崎の３エリアをめぐった際は、それぞれのエリアに時間をかけ、かつ印象に残ったものをチェキに収めたことで、普段街を歩いているだけでは気づけない風景や建物の特徴に気づくことができました。阪神つながり交流祭では、このチェキかわいいなど、私たちが感じた印象に共感していただける場面があり、見る人の感想を直接聞きながら、自分たちの活動を振り返ることができました。錢屋カフェで行った展示会には、つながり交流祭にて知り合った方などが来てくださいました。マップを見て「自分もこの場所をまわってみたい」「このチェキに写っているものを自分で見つけてみたい」というお声をいただくことができ、私たちが感じた魅力を十分に魅せることができたと思いました。今後の展望　今回歩いたエリアをマップにまとめてみたところ、西宮エリアと尼崎エリアの間が広くあいており、まわり切れていないということがわかったので、その地域でも街歩きとチェキ撮影を行ってみたいと思いました。また今回の成果発にて、来客してくださった数名の方がこの3エリア内のおすすめのスポットを教えてくださる場面があったので、その場所に行って再度撮影を行い、活動の輪を広げていければよいと考えています。

実施の成果
　芦屋・西宮・尼崎の３エリアをめぐった際は、それぞれのエリアに時間をかけ、かつ印象に残ったものをチェキに収めたことで、普段街を歩いているだけでは気づけない風景や建物の特徴に気づくことができました。阪神つながり交流祭では、このチェキかわいいなど、私たちが感じた印象に共感していただける場面があり、見る人の感想を直接聞きながら、自分たちの活動を振り返ることができました。錢屋カフェで行った展示会には、つながり交流祭にて知り合った方などが来てくださいました。マップを見て「自分もこの場所をまわってみたい」「このチェキに写っているものを自分で見つけてみたい」というお声をいただくことができ、私たちが感じた魅力を十分に魅せることができたと思いました。

今後の展望　
　今回歩いたエリアをマップにまとめてみたところ、西宮エリアと尼崎エリアの間が広くあいており、まわり切れていないということがわかったので、その地域でも街歩きとチェキ撮影を行ってみたいと思いました。また今回の成果発にて、来客してくださった数名の方がこの3エリア内のおすすめのスポットを教えてくださる場面があったので、その場所に行って再度撮影を行い、活動の輪を広げていければよいと考えています。

◆かきくけここ行こっ　Instagram
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（文責：関西学院大学　研究推進社会連携機構　
　　　　社会連携・インキュベーション推進センター　池永由紀子）