レッドシー戦争3|”Bring it on America!

「かかってこいアメリカ!」のタイトルビデオの戦闘機映像はフーシ軍が公開した空軍を誇示する映像で、 フーシ空軍のパイロットが戦闘機を操縦する様子が映し出されている。

イエメンフーシ派の指導者アル・フーシはイスラム教徒に向けた声明で「パレスチナ人を支援することは全てのイスラム教徒の義務である」と強調し、バイデンに対して、紅海多国籍連合軍がフーシ軍を攻撃した場合は必ず報復すると述べた。
【参考動画】Houthi Chief's Big Message To Muslims & Biden On Israel-Palestine War, Red Sea Ops:https://www.youtube.com/watch?v=LsjGP2a_i_Q

アラブ人諸国の中でペルシャ人の国イランが孤立していた以前の中東情勢と現状はまったく違っている。アラブ主要国はイスラエルユダヤ人シオニストの不条理なガザ侵攻を支援するバイデンのアメリカに背を向けてプーチンのロシアとの友好関係をますます強化している。

既に4000兆円の債務が内在するアメリカ。BRICS経済圏の拡大、新たな圏内独自の経済・金融システムが構築整備されつつあり、ドルの基軸通貨としての価値は徐々に低下し、議会がウクライナ支援の停止を決めたアメリカが本気でイスラエルを支援することはない。

イエメンフーシ軍の背後には、イスラエルをはるかに凌ぐ経済力のイランがあり、その後ろには世界最強のロシア軍が構えている。今のイスラエルにもアメリカにも勝ち目はない。もし、紅海連合軍がフーシ軍を攻撃したら、フーシ軍が総攻撃を開始する口実になるのは火を見るより明らかで、孤立無援のネタニヤフとバイデンの政治生命は吹き消されるだろう。

でもねバイデンさん、岸田なら自衛隊を出すかもしれないよ。


MKC情報室