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儚くて美しい、病気モノ恋愛映画。

2022/2/13 映画記録no.53「君は月夜に光り輝く」

今日は、この作品を見ました。
内容は簡単に知っていましたが、発光病というオリジナルの病気のもとで物語が繰り広げられる展開に惹きこまれました。

にしても、キミスイといい、この作品といい、北村匠海くんって冴えない静かなクラスメート役が多い。ハマるんですよね、その役に。笑

今日は、この作品について書いていきます。


作品について

高校生の岡田卓也(北村匠海)はクラスの寄せ書きを届けるために行った病院で、 入院中の同級生・渡良瀬まみず(永野芽郁)と出会う。
明るく振舞う彼女が患う病気は“不治の病・発光病”。
細胞異常により皮膚が発光し、その光は死が近づくにつれて強くなるという。
そして、成人するまで生存した者はいない——。
卓也は病院から出ることを許されないまみずの“叶えられない願い”を代わりに実行し、その感想を伝える【代行体験】を行うことに。
代行体験を重ねるごとに、まみずは人生の楽しみを覚え、卓也は彼女に惹かれていく。
しかしその反面、迫りくる死の恐怖が2人を襲う。そして卓也に隠された“ある過去”を呼び覚ます。

命の輝きが消えるその瞬間。
まみずが卓也に託した最期の代行体験とは——?


亡くなった人は、残された人の心の中で生き続ける

本編では、卓也のお姉さんは交通事故で亡くなっています。事故なのか自殺なのか自殺なのか定かではないですが、自殺よりの流れもあったので、どちらかと言うとそっちなのかな、と思います。

卓也のクラスメートのお兄さんとお付き合いをしていた、卓也のお姉さん。そのお付き合いしていた男性は「発光病」を発症し、亡くなってしまいます。

姉が読んでいた本に、「愛する人を亡くしたものは、自殺しないといけない」なんて文章がありました。

その文を読んで、姉は亡くなったのかもしれません。

そして、同じクラスメートのまみずも発光病。男女逆転とはいえ、同じ状況になる姉と弟。まみずがいなくなった世界は怖いと打ち明けた卓也でしたが、まみずは「あなたの心で生き続ける。私の代わりに生きるの」と伝えます。

これは、拓也の姉が持っていた本の伏線だなぁ、と気づきました。亡くなったからついていく、ではなく、亡くなったから代わりに生きて。

発光病って実在しない病気ですが、余命ゼロでいついなくなるか分からない状況で、愛し合っていく2人がなんとも綺麗で、月夜に照らされている2人が儚くて、最後の2人のデートシーン。プレゼントされた赤い靴を履いて、遊園地を楽しむまみずが可愛かった…

制服を着たまみずも、可愛すぎた…
これこそ、圧倒的ヒロイン感。笑

キミスイのような衝撃はなかったですが、儚くて美しい、恋愛ドラマでした。


おりょう☺︎

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