プレゼンテーションの極意を知る。〜プレゼンテーションZENを受講して。〜


こんにちは。昨日はバイト前に投稿が間に合いませんでしたが、今日は昨日投稿予定だったものではなく、千葉大学で開講されたプレゼンテーションの特別講義の振り返りを行なっていきたいと思います。

講義をしてくださったのは米オレゴン州出身のGarr Raynoldsさん。

(画像は千葉大学生協のTwitterより)

それでは、レイノルズさんのお話した内容について振り返っていきたいと思います。


1,ビジュアルメッセージの持つ4つの役割。


今回の講義ではプレゼンテーションの中でもビジュアルというものの役割について、考えていくものでした。
さて、ではそのビジュアルというものはプレゼンの中でどのような役割を果たすのか。
レイノルズさんはビジュアルメッセージの役割を大きく4つ、示しています。

【ビジュアルメッセージの役割】
⑴注意を引く。
⑵理解される。
⑶記憶に残る。
⑷行動をとる。

これはなかなか分かりやすいですよね。
例えば「⑴注意を引く。」というものであれば、文字情報ばかりのスライドを用意するよりも、グラフがあったりイラストや写真が入っていた方が、「なんだなんだ?」と目を向けたくなるものです。

また、「⑵理解される。」に関しても、例えば我々は非常口のマークがあれば、例え言語の異なる国に行ってもそこに非常口があることが分かります。

このように、ビジュアルメッセージには文字情報だけでは難しいことも可能にできるという一面があるわけですね。
これらの役割を考えた上で、ビジュアルメッセージを効果的にプレゼンのなかで使っていくことができれば、きっと伝えたいことがより伝わるプレゼンになることでしょう。


2,グラフィックデザイン利用に際しての10の原則。


さて、次にグラフィックデザインの原則について、今度は10個に分けて、ご紹介します。
各項目は基本的にレイノルズさんの言葉をそのまま利用していますが、説明に関しては僕の解釈が多分に含まれています。
その点だけご留意ください。

【グラフィックデザイン10の原則】
⑴まずコンピュータから離れる。
→はじめからパソコンを使ってスライドを作りはじめてはいけません。
 それではまとまりのある、また無駄のないスライドを作るのは難しいからです。

 まずはアナログの作業で、何をスライドに取り入れ、何を取り入れないのかを考えていきましょう。
 この時、流れという意味での構成と、画面の構成を考えておくといいとレイノルズさんは言っていました。

⑵初心忘るべからず。
→スライド作りはある種クリエイティビティのある作業。人は年をとるほどにクリエイティビティへの自信をなくしていきます。
 子供の頃を思い出して、自信を持って作業しましょう。

 また、総じて初心者には今後の成長可能性があるものです。

⑶相手の立場に立って考えよう。
→例えば、スライドを作る上で何も考えず、文字を羅列することは製作者の側からすれば簡単です。
 しかし、それではオーディエンスにとっては理解しづらいものになってしまう。
 スライドはあくまでオーディエンスのためのもの。それを忘れずに作りましょう。

⑷なるべくシンプルにしよう。
→プレゼンにおいて、スライドのビジュアルメッセージは「ストーリー」を伝えるものにしましょう。
 例えば「日本の食料自給率低下」という問題を取扱う際に高齢者の方が1人で農作業している写真を使います。この写真を利用することによって見た人は、「農業従事者が高齢化しているのかもしれない」と想像してくれるかもしれません。

 そこから具体的データに入れば、ストーリーと紐づいて記憶により残るプレゼンができるはずです。

⑸信号 対 雑音
→シンプルなデータはシンプルなままに提示しよう。
 余計なビジュアルデータや情報を組み込むことで、オーディエンスはどこに注目していいかわからなくなってしまいます。

⑹空白を受け入れよう。
→空白は無駄ではない。余計なデータやビジュアルを入れてしまうと、伝えたいことがぼやけてしまいます。

⑺「違う」ということを活用しよう。
→人間は同じものが並んでいるとき、それらと違うものに目が行きます。
 白いものの中に赤いものを入れて目立たせるなど、見て欲しいものを強調させましょう。

⑻画像優位性で共感を呼ぼう。
→ビジュアルメッセージは人の気持ちを揺さぶる力があります。
 また、ビジュアルから変化を想像することも人間にはできるのです。

 ストーリーや変化に対しての想像を、ビジュアルメッセージによって引き起こしましょう。

⑼3分割法を活用しよう。
→画面を上下左右に3分割ずつして、左右非対称になるようにスライドを作ろう。
 左右対称になっている画面は視覚的面白みに欠けます。
 「面白い」はオーディエンスが集中するための重要なファクターです。

⑽焦点を当てよう。
→基本的なことですが、伝えたい内容は強調すべきです。
 
「アイゲイズ」を活用することもいいでしょう。
 スライドに人の顔が写っている時、その人が見ている方向を、人は自然と見てしまいます。

 人の顔を利用するときは、見て欲しい情報を視線の先に配置しましょう。



以上10点が原則です。

今回の講義はプレゼンテーションの中でも「ビジュアル」に焦点を当てたものでした。
この記事は僕のフィードバックというものが1つの目的ではありますが、これからプレゼンテーションを行う人々にとって、何か役立つものが一点でもあれば幸いです。


3,終わりに。


さて、実は今回の講義で僕はレイノルズさんに質問をしてきました。

内容は「プレゼンの時間によって、適切なスライドの枚数はあるか」というもの。
1つの画面内に多数の情報を入れすぎると逆に伝わらない。というお話があったため、ならば時間も関係するのか? と考えての質問です。

因みに解答は「関係ない。適切な場面で適切なビジュアルを提供する。その適切さがある限りは何の問題にもならない」というものでした。


質問の内容自体が聞きたかったこともありますが、この質問をしたことにはもうひとつ理由があります。
それは……


レイノルズさんの著書を頂くこと!!

「質問した人には著書をタダであげるよ!」
と太っ腹なことを仰っていたレイノルズさんに、遠慮なく甘えさせていただいてゲットしてきました。
こんな感じで実は図々しい僕です。笑

今借りている本が何冊もたまっているので、それを急いで読み終えて、記憶が新しいうちにこちらも読みたいと考えています。


プレゼンテーションの講義をやっているだけあって、レイノルズさんのプレゼンは引き込まれるものでした。
それは、内容自体が面白いことももちろんですが、随所に笑いを取り入れていることが理由だと思います。

現に、講義の中でレイノルズさんは「プレゼンテーターの感情はオーディエンスに伝播する」と言っています。
この法則は是非とも利用していきたいものですね。

面白みがあって人間臭い、素敵な方でした!
ありがとうございます!!


最後にはなりましたが、ここまで読んでくださってありがとうございます。

質問やメッセージ、他に何でもありましたら是非Twitterまでよろしくお願いします。


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齋藤 迅

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