情報の精査

こんにちは。oiです。
最近は気になることがなくて、あっても根拠が自明であったりブログで書くほどのことでは無かったりと、議題が見つかりません。なので、今回は情報の精査というざっくりした内容でもしていこうかなと思います。

情報において、もっとも信用ができる情報源は学術論文です。学術論文でも、精査する機関によって信頼度が変わってきますが、掲載されている論文は大方信頼できると言えます。(研究室で行っているものと実際に起こる事象では結果が異なることがあり、結果が異なる原因を精査しなければいけないので、「研究室の条件で」の結果であるという事を念頭に置いて考える必要があります。)
次に信頼できるのは〇〇省などの国が出している情報です。これは論文を一般人に理解できるように噛み砕かれた情報ですので、基本的に信頼できると言えます。

問題はここからです。
ここからは私の主観になります。そして決して批判や侮辱をしている訳ではありません。ご了承ください。
私が考える信頼できる情報は専門家の発言や教科書などの書籍です。これらの情報源は論文などに基づいての情報であることが多いので信頼できると考えます。さらに結語などに情報源を述べているときの信頼度は非常に高いと考えます。ですが、一方で自身の経験などを根拠にしている場合もあり、それでは特定の場合のみそうだったということがざらにあります。それでは一般論にはならないので信頼度には欠けると考えます。ここで具体例を提示したいところですが、特定の人の批判になりえますので控えさせて頂きます。
教科書などの書籍でも基本的には信頼できますが、新しく発見された事などで改訂されることがあります。また解釈が多少違っていたことで、誤植をHPで公開したりすることもありますね。ですので、完璧ではないですが、一般的に信頼はできると考えていいと思います。

また、一方でエビデンスレベルという言葉を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。エビデンスレベルはA~Cや1~5などの分類がなされ、医学という分野においてのことが多いです。そして情報がどの程度信頼できるかの評価に役立ちます。
Googleでエビデンスレベルと検索すると様々な結果が表示されますが、そのほとんどが臨床に関するもので基礎医学に関しては除外していることが多いです。
基礎医学(一般に解剖生理・薬理・分子生物・免疫など)を臨床のエビデンスレベルで考えると細胞研究や動物を用いた研究が最も低いのです。しかし、基礎医学に関しては、人間での研究は難しいので臨床のエビデンスレベルを適用するとおかしくなってしまいます。ですので、基礎医学に関しては、臨床でいうコホート研究や介入研究の実験において、母数を確保できるため信頼度も高くなると思います。(人間と研究対象の動物の共通性の確認は必要だと思いますが。)

このくらいでしょうか?ネットでは数多くの情報で溢れていますが、信頼できる情報源を精査することが大事です。検索で上位に表示されるブログなどはメタ分析している著者もいると思うので、信頼できる人もいると思いますが、全てが信頼できると言うのは難しいでしょう。
メディアの情報についてはそれぞれの見解があることでしょうしここでは控えます。

以上、最後まで読んでくださりありがとうございました。それではおやすみなさい。

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