鉄フライパンのすすめ
1月に中目黒のSMLという器屋さんで、河原崎貴さんという職人さんがつくった鉄フライパンを購入しました。
これがすごく良くて。今年買ってよかったもの暫定1位です。(まだ3月も終わっていないですが…)
はじめに小さい方を買って使い勝手がよかったので、大きいものも買い足しました。
私が思う鉄フライパンのいいところはこちら
・一生もの。錆び付いてしまったりしても修理して使える
・オーブンに入れて調理できる
・そのままテーブルに置いても映える
・使うとテンション上がる
一生もの
テフロンのフライパンって、便利だし今後も使うとは思うんですが、買い換えがダルくないですか…?
捨てると結構大きいし、なんとなく罪悪感に苛まれます。
テフロン自体体内に蓄積すると体に悪いとか、環境にも悪いと聞くのでそれも少し気になっています。
私の実家の家族は鉄フライパンを使っていたので(多分その辺で買った本当に普通のやつです)40年ものくらいかと思いますがいまだ現役でいい仕事してくれてます。
うちの親は料理に高い関心があるタイプでは全然ないのですが、そういう人でも普通に使い続けられる道具なんですよね、本来は。
鉄フライパンがなんとなく敷居の高いものになってしまったのはテフロン加工のフライパンが便利すぎたからだと思います。
けど、使う時に中火でじっくりと空焼きをしてちゃんとフライパンの温度を上げて、多めの油を入れて調理すれば本当にほとんど焦げ付きません。
餃子がくっつかずに焼けたのには感動しました。
オーブンに入れて調理できる
ハンバーグを焼く時とか、あとはグラタンもそのまま焼けますね。
グラタンはそのままテーブルに出せるので洗い物も一個減ります。
ハンバーグは焼き目をつけたあとオーブンで焼きます。
表面がこんがり。
グラタンはこんなかんじで。
そのままテーブルに置いても映える
この、余計な色や装飾がない感じが無骨でかっこいいです。
持ち手がプラスチックじゃないので食卓の雰囲気を壊しません。
使うとテンションが上がる
これ結構自分の中で大事です。
「さあ焼くぞ!」とテンションを上げてくれる存在だし、鉄フライパンで焼いた食材は心なしかいつもより美味しそうに見えます。
野菜を焼いて塩をして食べるというシンプルな食べ方をすることが増えました。
鉄フライパンについては樋口直哉さんがかなり詳しく使い方を書いてらっしゃるので興味ある方はこちらの記事を読んでみて欲しいです。
なぜ鉄フライパンと食材がくっつくかのメカニズムなんかも紹介されていてすごく参考になります。
樋口さん曰く、使いはじめにシーズニングがちゃんとしてあれば洗剤で洗っていいとのこと。これ知らなかったので読んでおいてよかったです。
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