韓国風焼き豆腐

栗原はるみレシピをつくる

安定した栗原はるみレシピ
前の記事で栗原はるみブランドを私なりに調べました。その際に参考にした「haru_mi」が2冊あるので、何品か料理をつくってみました。「haru_mi」2019年夏号と秋号に掲載されている料理です。
 長年、我が家で料理をつくってくれている女房に言わせると「栗原はるみさんのレシピは外れがない。どの料理も美味しくできる」そうです。確かに、他の料理家のレシピでつくると、たまに出来がもうひとつだったり、そもそもレシピがいい加減だったりすることもあります。でも、栗原はるみレシピは明確で、つくっている最中でも迷うことはありません。これまで何千というレシピを考案しているはずです。安定したレシピを提供してくれます。

定番の豆腐料理
まず豆腐料理をつくりました。ちなみにクックパッドで「豆腐」で検索すると14万件以上がヒットするポピュラーな食材です。「haru_mi」2019年夏号にある「韓国風焼き豆腐」と「麻婆豆腐」の2品です。詳細なレシピは本をみていただくとして、ポイントを記します。
<韓国風焼き豆腐>→トップの写真
・豆腐をフライパンで焼き付け、こんがりと焼き色をつける。
・別なフライパンでにんにく、玉ねぎを炒め、そこにしょうゆ、砂糖、粉とうがらし入れ煮る。ここに焼き付けた豆腐を入れ煮込み完成。
なぜ韓国風なのか。韓国にはこのような料理があるのかな。辛さもほどよく、豆腐の味わいもあり、美味しいです。

<白い麻婆豆腐>
・にんにく、しょうが、赤とうがらし、鶏ガラスープで辛みスープをつくる
・豆腐は切り、下茹でして水気を切る。
・フライパンで鶏ひき肉を炒め、辛みスープを加え片栗粉でとろみをつける。ここに豆腐をいれ煮込み完成。

白い麻婆豆腐

Caféメニューの2品 
「haru_mi」2019年秋号の特集は<はるみCafé 本日開店です>ということで、おうちカフェメニューをテーマに、料理が紹介されています。ここから2品を。
<トマトとパセリのサラダ>
・フルーツトマトとパセリ(みじん切り)をバルサミコドレッシングで和える。
・バルサミコドレッシングはバルサミコ酢、白ワインビネガー、薄口しょうゆ、砂糖、オリーブオイルでつくる。
※フルーツトマトのところを間違えてミニトマトを買ってしまったので、オリジナルレシピとは違います。

トマトとパセリのサラダ

<にらがごちそう焼きそば>
・豚バラ薄切りをフライパンで炒める。
・ここにほぐした中華麺を入れ炒め、黒酢、オイスターソース、ウスターソース、しょうゆを混ぜたものを加える。水分をとばして、にら、赤とうがらし(小口切り)を加えて更にいためる。塩、こしょうで味を調えて、好みでごま油をたらして完成。

にらがごちそう焼きそば

 栗原はるみのレシピはシンプルで、時間もかからず、美味しくできます。食材も一般的なものを使い、例えば鶏ガラスープのような手軽なものも使います。料理の初心者にもつくりやすいと思います。
 また料理のはやりも取り入れています。白い麻婆豆腐はレストランでは以前からメニューにありましたが、このところはやっているようです(丸美屋が最近、「麻婆豆腐の素 鶏しお味」を出しています)。
 それにしても、年4回、「haru_mi」で多くのレシピを披露する栗原はるみのパワーには感心します。これからもご活躍されることでしょう。

ご支援いただきましたら、店で販売する本の仕入れに使わせていただきます。よろしくお願いいたします。