震災ビジネスに興味はない。
僕は僕なりに寄付という形で、微力ではあるが震災で被害に遭われた方に支援した。

石川県の雑貨店から連絡があり、オリジナルこけしを製作して欲しいと。昨年のイベントでブースに来てくれた方なのだが、多忙のため製作は難しいとお断りしてすぐに、別件なのですがとメールがきた。

能登半島地震で被害に遭われた職人さんが、いまだに前を向けずにいると。そこで応援も兼ねて、僕がこけしを製作し、現地のお箸とコラボした商品を販売したいと。石川県にも轆轤技術はあるらしいが、今回は何故か僕らしい。その技術を持っている職人さんに発注したらいいのではと思ってしまう。きっと現地の職人さんより、僕の方が格安だろうという魂胆は見え見えだ。発注内容も全く僕の製作しているものとは程遠いもの。僕の活動なんて興味もなく、どんな仕事をして、どんな活動をしているのかすらも見ていないはず。つい先程、断りさせてもらったにも関わらず、すぐにメールしてくることに驚いてしまった。もう明らかに自分の商売のことしか考えていない。僕の偏見だが石川県の人たなと思ってしまった。

職人を元気に前向きに？それなら地元職人さんと打ち合わせして、地元職人さんに仕事を発注したらと思うのは当たり前。何故に僕が縁もゆかりもない他県の職人さんの手助けをしなければならないのか。本当に応援するつもりがあるなら、もっと他の方法があるだろうと思う。結局は自分のことしか考えていないのだ。そんな人達と仕事はしたくない。

かなりイラついた。
しつこい人間は大嫌いだ。
冷たい人間と思う人もいるだろう。
でも僕は自己中心的な
震災ビジネスに興味はない。

申し訳ありません。
出来ませんとお伝えしたつもりです。
とだけ返信して終わらせた。　

一気に嫌な１日になった。
愚痴ってごめんなさい。
嫌な気分になったらごめんなさい。

では…また

あっ！
久保田さんと功太さんが
かっこよかった。
松ちゃんが早く
帰ってきますように！