映画「いぬやしき」観てきました。
原作は1巻を読んだ程度、ストーリーの導入部分を知ってるくらいなのでラストは全然知らないままで鑑賞。

ンーーーーー正直微妙かな！
キャストとかCGは良かったと思います！ただストーリーが刺さらなかった！
50点くらいじゃないかなと思います。

以下、箇条書きですが思ったこと。
完全にネタバレなので見にいく予定の人は読まないように。

キャスト
・佐藤健の獅子神役はすごかった。無慈悲な眼差しにゾクゾクした
・唯一の友達、直行役の本郷奏多も良かった
・ノリさんはまあ良かったんかな？家族に冷たくされるシーンの何とも言えない感じが見ててウッ辛いってなった
・三吉彩花が嫌な感じ出すのうまくて、めちゃ好きな女優さんなのでノリさんに感情移入してたらダメージ受けまくった
・ダークホースは二階堂ふみ。普段のイメージとかけはなれてて最初気づかなかった。獅子神に守られながら死ぬシーンが全編通して一番グッと来た（次点は獅子神母役・斉藤由貴とのくだり）

ストーリー
・原作を最初しか読んでなかったのでンーまあこんなもんかな？という感じ
・見ててまあまあダレる。特に前半パート
・獅子神のダークサイドに落ちる理由が数としてはそれなりにあったけど薄い。もっと精神的に追い詰められてブチ切れるシーンとか欲しかった
・予告編ネタバレのせいで「でも佐藤健ここでは死なへんねやろ？」ってなったのが残念すぎた！！！
・クライマックスのドキドキ感が三吉彩花は死ぬの？死なないの？一択
・最後のフィニッシュブロー。なんで急にCGが安っぽくなったんや。あそこが最大の残念ポイントや。
・ラストシーンも意味不明。獅子神が生き残ってて不穏な感じにしたかったのか、本郷奏多の気持ちを救いたかったのか、よくわからん

ツッコミ
・獅子神だけ最初から能力全開放なのは味噌汁的なものを飲まなかったからなのか？てか父親の家ですき焼き食わなかったの？
・ちょっとイラッとしたレベルで帰り道に見ず知らずの家族殺したのに、警察に対して「お前らが先に手を出した」は草。なんでやねん
・警察が捕縛諦めて即射殺マンになるのおかしいでしょ、、伊勢谷さんそこはひとまず撤収でしょ
・なんでSATは盾使わないのさ
・獅子神の画面越しに撃ち殺せる能力（原作準拠？）が謎すぎて終わるまでずっと首かしげてた。自死する集団催眠とかの方が怖かったんちゃうの
・治癒能力が対象が事切れてなければセーフ設定のせいで、娘（三吉彩花）だけ生命力が異常。撃たれても死なない
・その割に急所外してるのに即死ぬ人多すぎ

その他
・全体的にCGの出来はかなり良かった、ここ褒めポイントよ。金属がガツンガツンぶつかる感じも重量感もあるし、生身との合成も良かった
・ただ対構造物（地面に着地する時とか、ビルにぶつかる時）の質感はショボかったかなー、監督のこだわりもそこまでじゃなかったと思う
・ノリさんなんで一人称「僕」やったんやろ