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R5.6.5(月)規制するのもいいかげんにおし!

自民党員です。毎日メールしています。
今回は、規制やその決定の基準に問題があることを訴える手紙です。

総理は、何かの規制でがっかりしたことや不当だと感じたことはありませんか?

以前ドローンの規制について書きました。せっかく中国製(おっと)ドローンを買って、空からの風景を楽しもうと思っていたのに、規制。

新しい機器は、多くの人が使ってこそ改良がなされます。それによって事故も起きるでしょうが、それは個人の責任です。

今回は、わが家に降りかかった規制です。わが家は漬物問屋です。主人は三代目です。来年から、漬物屋が許認可となります。衛生法が変更になったからです。

惣菜(煮豆や佃煮)と菓子(甘納豆や羊羹)の認可は持っています。魚介類(塩辛)が1番厳しくてそれもあります。それ以下の危険性の少ない漬物まで許認可になるんです。

10年ほど前、北海道で起きた「浅漬け8人死亡事件」が原因でしょうか?

そもそも、浅漬けって、従来の漬物とは製法が全く違います。サラダです。厚労省は、こうした事情をわかっているのでしょうか?

ハサップの時も、主人は非常に怒っていました。「だいたい、トヨタとうちの店と同じ決まりで管理しろって言うのはおかしいと思わねえか」

今回の漬物屋の許認可。先代の時は申請も無しでした。その次は申請だけはする程度。だんだん規制が強まり、今回許認可です。

保健所の女子職員は、主人が一人でやっている零細企業に、水道の蛇口をスライド式にしろとか言うんです。役人は、蛇口を取り替えるのに1ヶ月分の儲けが飛ぶことも知りません。きっとハンで押した対応です。

その日の夕飯を想像するだけでも暗くなります。

だいたい、サラダや惣菜の類の「浅漬け」から漬物屋の許認可へと対策が決まった経緯が、全く不明瞭です。食品名に「漬け」とあるからでしょうか?

もう店が何代も続いているわが家は、まだいいかもしれません。田舎の百姓屋さんは、個人で作った野菜の漬物を売って、少しでもお金にしたいだろうな、と思います。それも漬物屋の許認可がいるのですか?

道の駅や青空市場から、地域の漬物が消えます。あったかいご飯に漬物は、日本の食のシンボルです。それが消えていきます。

総理は、各地の産物を美味しそうに召し上がっていますが、大切だと思うから動画をアップしているのでしょう。それなのに、わが国は、こんな仕打ちをしているんです。

どうせ、役人は痛みを感じません。だから調べも考えもしないで、一番弱小の「漬物屋」に規制をして、責任を逃れるのです。

ああ、田中角栄さんが生きていたら、自民党はこんなことはしないだろうに、なんて、昭和の女は思います。

いいですか!ハサップだって許認可だって、主人は決まったことをやります。主人は、ものすごく不機嫌になって、この数年で怒りっぽくなって、とうとう日本などどうでも良くなっているのです。

こんな悲しい男の姿を見て暮らさなくてはならない私の気持ちを、総理に直に伝えたかったので、初めて愚痴のような手紙になりました。

国防に比べたら、漬物屋の許認可なんて大したことではありません。そう思って我慢します。

でも、いざとなった時、日本人は何を食べるんでしょうか?

塩むすびと沢庵。日本の力の原点です。

基準もなく規制をかけることや、その対象を弱者にすることはやめてください。もっと頭の良い、心のある役人が増える日本にしなければ滅びます。

(主人はもう滅びている、と思っています)



【参考資料】



「官邸メール」連載にあたって

昨年7月。安倍晋三暗殺のあと、悲しんでばかりいてはいけない。一国民として何かできないか考えました。「毎日官邸メールを書く」ことで、日本のことを考えることを日課にしました。

どんな担当者が読むのか、はたして総理まで行くのか、わかりません。だから思い切ってnoteに載せてみることにしました。これは素人の意見です。でも日本を大切に思う気持ちは国民全員同じ重さです。60代の主婦がこんなことを考えていると知ってほしいのです。







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