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R5.2.2(木) 税の理念に立ち返って

自民党員です。毎日メールしています。
今日はピンハネ税について書きます(笑)  つまり付加価値税のことです。そして、日本でブーイングされて消費税という名称にしている税金のことです。

66歳の経済について全くの素人の主婦の意見としてお聞きください。

私の半生は消費税がない時代です。今の若者には考えられないでしょう。日本には消費税がなかったのです。竹下首相は消費税3%で消費税法を国会で成立させましたが、内閣総辞職しました。

あれから消費税は5%、8%、10%と上がり、竹下首相が退陣に言った「新税は全て悪税といわれるが、税制は慣れてしまえばそれまでのこと」は見事なほど的中しました。竹下内閣を総辞職させた国民世論の力は、残念ながらありません。

安倍首相は2回の増税をしなければアベノミクスは大成功だったでしょうに。あらゆる省庁への人脈や策を巧みにしてのやむを得ない増税に、保守の私もじっと耐えたのです。

2021年度一般会計の税収は67兆379億円。そのうち消費税収が最も多く21兆8886億円でした。全体の32.6%を占めています。
私たち国民全体がこれほどの税金を納めているのです。

そんな消費税。私は成人するまで自分で払っていると思っていました。まぁ、結果そういう考えではありますが、違います。最近ニュースで、転売に関してアップル社が賠償した事件ではっきりわかるでしょう。

消費税がなかった時代、儲けから人件費などを引いた額によって、法人税を払うだけでした。商品の値段はいくらだっていいのです。それは消費税がある今も同じですが。その法人税も儲かっていなければ企業から取り立てられません。

税収を上げるにはどうしたらいいか?全国民から広く集めればいい。そこで、この消費税=付加価値税=ピンハネ税を考えたのです。そして消費税を増やすたびにGDPは下がります。

付加価値税とインボイスは最初からあってもいいと思います。(途中から導入したインボイスは不公平ですから手直しが必要ですが)

消費税を減らすことはせず、上げるだけというのが問題なのです。経済状況によって臨機応変に対応することができないところが、政府や財務省のダメな点です。

私は素人ですから、細かい仕組みはわかりません。でも、はっきりとわかっていることは、法律には理念があるということです。

税金を納めるのは私たちの義務です。国家を支える大切なつとめです。でも、主婦が考えてもおかしい消費税のありかたを誰も教えてくれません。

「税制はなれてしまえばそれまで」全く受け入れられない言葉です。政治家と財務省が浅知恵で「どうだ!」と言っているに過ぎません。

国民からのお願いです。
総理には、税の理念に立ち戻り、現在の経済をよくする方法を、自信を持って国民に伝えられるようにしていただきたい。誠実な政策を望んでいます。



「官邸メール」連載にあたって

昨年7月。安倍晋三暗殺のあと、悲しんでばかりいてはいけない。一国民として何かをしようと考えました。「毎日官邸メールを書く」ことで、自分が日本のことを毎日考えることを日課にしました。

どんな担当者が読むのか、はたして総理まで行くのか、わかりません。だから思い切ってnoteに載せてみることにしました。これは素人の意見です。でも日本を大切に思う気持ちは国民全員同じ重さです。60代の主婦がこんなことを考えていると知ってほしいのです。

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