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R5.6.2(金)地域・学校図書館アーカイブの充実と連携

自民党員です。毎日メールしています。
今日は図書館アーカイブの充実と図書館の連携についての提案です。

私の住む市では、昨年秋に電子図書館が開設されました。従来の市立図書館利用者を対象に、三冊のデジタル貸し出しができます。ただ、開設したばかりなので、デジタル用の蔵書は少ないので、これからが楽しみです。

もちろん市立図書館は1994年に、大変立派なものができましたから期待していました。私もよく利用しましたが、何が残念かというと、市内の小中学生や特に高校生が活用するには交通の便がよくないことでした。

そんなことを考えているうちに、2020年に駅のすぐそばに図書館がオープンしました。もう少し広いとなあ、と思っていたら、なんと昨年、電子図書館が開設されたので、期待は膨らみました。

市立小中学校では、コロナ禍の予算でクロムブックが子供に1台ずつ与えられました。授業でも大いに活用されて、昔のように画面の前でフリーズしてしまう子供はいません。それ程PCの活用やリモート授業が当たり前になっています。

日本の教師の真面目さはハンパじゃありませんw  与えられたら即活用目指して努力をします。私の勤務している支援級の生徒達も、全員なんなく使いこなしています。

ただ、残念なのは、生徒が検索に対応する先が、YouTubeなどの個人でアップした動画が多いことです。

もし、学校図書館にサーバがあり教育データがストックできるなら理想ですが、市立図書館へ市内の小中学校の図書館からアクセスできれば問題はありません。この場合、市立図書館に市教委の図書館部門を置くのが望ましいでしょう。

この市立図書館は県立図書館や国立図書館と資料を共有できれば完璧です。いづれ18歳以上になって、自分で国会図書館の閲覧ができるようになるまで、地域図書館は子供達のアカデミックな拠り所になります。

さて、アーカイブについても提案です。図書館の役目は、楽しみ読みや学習だけではありません。もっと重要なことは、地域の歴史の保存にあります。

その学校の図書館に行けば、せめて過去76年の学校の卒業文集や記念写真、歴代校長の挨拶文が載った広報や学級新聞、各教科の定期テスト問題などが、整理されている。これが学校ならではのアーカイブです。

それは市立図書館にも言えます。そこへ行けば、過去の市長の就任挨拶文や、市議会の議事録、動画が閲覧できたり、すべての公立学校の記念誌や校歌の楽譜や音声がある。これがアーカイブの整った=役目を果たしている図書館です。

ただし、それには予算が必要です。人材も必要です。そして、このような豊かな教育への政策は、地域に任せるのが良いとは思いますが、国が政策として打ち出した上で、モデルを見せないと、なかなかイメージが湧きません。

日本人はモデルがあれば、俄然やる気を起こし、それを叩き台として、さらに良いシステムを作り出すことができます。

学校図書館や地域図書館を活用して、日本全国の歴史資料を保存し分類することは大変重要な図書館の役割だと考えます。

そして、この政策は、義務教育を図書館を通して豊かにすることにもなります。

総理、地域・学校図書館アーカイブの充実について、文科省を中心に検討いただけたら幸いです。



【アーカイブ記事】


【参考資料】


「官邸メール」連載にあたって

昨年7月。安倍晋三暗殺のあと、悲しんでばかりいてはいけない。一国民として何かできないか考えました。「毎日官邸メールを書く」ことで、日本のことを考えることを日課にしました。

どんな担当者が読むのか、はたして総理まで行くのか、わかりません。だから思い切ってnoteに載せてみることにしました。これは素人の意見です。でも日本を大切に思う気持ちは国民全員同じ重さです。60代の主婦がこんなことを考えていると知ってほしいのです。







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