ノートnote表紙.001

A3. 「ことばせんせい」で打順組んだ

1番センター ネルソン・マンデラ

きょう7月18日は、ネルソン・マンデラの日だそうです。マンデラ先生の言葉の意翻訳文が長いので、勝手に翻訳し直しました。(昨日は東京の日だったんですね。noteで貼り付けたらついてきました…東京のの日…)

失敗したな〜とか思った時に、この言葉がいつもかけ声になってる気がします。じぶんの中でセンターにある言葉です。自転車に乗れたんだから、このあとの人生にも乗れるはずだ。

2番セカンド 仲畑貴志

不戦勝ではないけれど、戦わなければ負けない。枡野浩一さんの短歌で「振り上げた握りこぶしはグーのまま振り上げておけ相手はパーだ」という言葉もありますね。自分の脳内には、ことば先生が多すぎたので、今回は思いつくままに選んでます。セカンドなのは、打順が2番目だからですね……。

3番ファースト 糸井重里

アットファースト。糸井重里さんを最初に知ったのは、このコピーだった記憶があります。いまだに「お父さん何やってるの?」「普通のサラリーマンだよ」という会話はありますよね。言葉というのが、もともと十把ひとからげにあるものを1つに束ねる役割があります。

たとえば、「みかん」っていう言葉は、本当はひとつひとつちがうみかんを1つのイメージとして束ねることができます。これがあることで、会話の効率が上がるのです。この機能があるせいで、どこかの国で残虐な事件が起きると、その国の人はみんな残虐であったと一瞬錯覚するのです。でも、んなわけないっすよね。その国の中にいろんな人がいるだけですよね。

糸井先生は何かをわかった気になりそうなときに「カンタンに決めつけるなよ俺」といつもじぶんに言い聞かせてくれます。ソクラテス先生の言う「無知の知」。養老孟司先生の言う「バカの壁」も似た言葉です。

4番サード 箭内道彦

4番サードといえば長嶋茂雄さんのような「記録よりも記憶に残る人になりたい」というような言葉がありますが、そのためにはチャンスに照れちゃダメだと思うのです。

処世術のようですが、高校生ぐらいの時から「謙遜してればケガしない」みたいな態度をとる人を多く見るようになってきました。上で登場したソクラテスの「無知の知」は、謙遜させる言葉でもあるのですが、マヒさせる言葉でもあるんですよね。

コピーライターとかでも、謙遜しまくる人は多い気がします。もちろん謙虚とか素直って大事なことです。でも、不必要に謙遜しつづけて、チャンスが回ってきてるのに「いやじぶんまだペーペーですから」って謙遜してる人が多い気がします。謙遜って6回も言っちゃった。あ、7回目だ。

ぼくは謙遜して出し惜しみすることがないように気をつけてます。たとえば、打ち合わせの中では、ぼんぼん思いついた企画やコピーを言います。前の職場の同僚で広告代理店から来た人が「てつじさんは出し惜しみしないから好きだ。代理店にはいなかった」って言ってたので、キャラもありますが、これでいいかなと思ってます。

こんな感じで、残りもダダダーって打順を回していきますね。

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