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山はすぐ近くだけど、クマが怖い(笑)

2040さん話の一つに、「山に行きましょう」とあります。集合意識から離れて、一人になる時間を作るためですね。

6月だったかな?2040さんのお話を聞いているうちに山に行ってみたくなって、パート勤務のない日に計画をし、日にちを開けて2回ほど登りました。今回はその1回目に登ってみた時のお話です。

1回目は、山沿いの道路を歩きながら、登れそうな道を探してみました。山麓には野菜畑や果樹園もあり、道を見つけても、農家さんの敷地内の作業のための道かもしれず、登っていいのかわからなくてちょっとドキドキしました😅

山の上の方まで続いていそうな道を見つけて、少しずつ登ってみました。途中から畑はなくなり、林道という感じの道になり、静けさのある山の雰囲気漂う場になったので、「ここまで来る車は滅多にいないだろう」と思いました。

・・・が、少し開けた場所が見えてきて、遠くの風景も見え始めると、登り切ったところが畑になっていることがわかりました。そしてそれ以上登る道はなさそうで、畑の先の方にはダンプカーなどの大型車両が動いているのが見えました。

眺めのいいところがあったら、持ってきたシートを敷いておにぎりでも食べながらゆっくり景色を楽しもうと思っていたのですが、車両の音が気になって落ち着きません。更に、林の奥の笹薮あたりから「ガサッ」という音がして、とっさに立ち止まりました。

・・・ここら辺にも、クマが出没してもおかしくないよな〜。

そう思うと、その音を無視して先に進む気になりません💦
そっと引き返すことにしました。。。

先ほどの畑の道に戻り山を眺めていると、電信柱が山の上の方に点々と立っているのを見つけたので、道があるだろうと思って行ってみました。

少し急な坂道でしたが、山の上に向かって道があり、果樹園の先まで続いていました。そこを登っていくとまた山道らしくなりました。しばらく進むとまたまた開けた場所に出て、下の方には畑、更に山奥に入って行ける道が続きます。

ですが、この先を進むとなると、車が通るのもやっとというくらい狭い道で、両側が木々や丈の長い植物に囲まれて暗く、いつクマに出会ってもおかしくないという雰囲気です。

畑側には今は誰もいなくて、作業のために人が来ることはあるでしょうが、お昼も間近なこの時間にいないなら大丈夫かな〜と思って、そこにシートを敷いて座りました。

天気が良くて青空が気持ち良い日でした。風が少し冷たくもありましたが、山を登る時は汗をかくくらいだったので、しばらくは半袖でも大丈夫でした。汗が引いてからは長袖を羽織りましたが。

シートに座って、目をつぶり、鳥の声や風の音を感じたりして、気持ちよく過ごしました。

・・・ただ、しばらくすると車の音が聞こえて来て、一台の軽自動車がやってきました。農家さんかな?と思ったら、一人の年配の女の人が降りてきて、「山菜探しに来たの。もう時期遅いかもしれないけど」と。上下長袖長ズボンで首にタオルを巻き帽子を被り、腰にはラジオを下げて音を鳴らしていました。
(あ、やっぱりクマ出るよね。)

その方は、畑の端の方から藪の中に消えていきました。30分くらいしたらまた戻ってきて、「やっぱりもうなかったわー」と。
「車乗ってく?(下まで送る?)」と言ってくれたのだけど、もう少しゆっくりしたかったので、お断りしてお礼を言うと、「いつも飴ちゃん持ってくるんだけど、何にもなくてごめんねー。」と言って帰っていきました(^^)


その方が帰ってから、クマ鈴くらい持ってくればよかったかな〜とか思い始めて、気になり始めるとクマが出てくるような気がしちゃって、結局少ししたら山道を降り始めました(笑)

最初、誰もいないだろうと思って登って来た時には、すごく開放感があったのですが、登った先で人に会ってしまうと、「ここにいる」ことがバレてしまったという感じになって、集合意識との切り離しが失敗したような気持ちになってしまいました(^_^;)クマのことも、大丈夫だろうと思いつつ一度気になると敏感になってしまいました~⤵️

ただ単に山に行ってみましたが、こんなんで良かったのかわかりません(笑)

クマと人、どちらに会いたくないか?というと当然クマでしょう。そこで、2回目はもう少し整備されていてクマの出没はない山を選びました。その分、人と会う確立は高いですけれどね。

山選びもなかなか難しい??

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