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経験談1:外資系コンサルタントに聞いた、「オンライン英会話」のピンポイント活用法。

今日と明日、私が面白いなと思っている「オンライン英会話」のレッスンの取り方について、体験談を紹介します。今日は外資系のコンサルティング会社で活躍される20歳代のTさんです。


TさんはT大学理系出身で外資系コンサルタントに勤めて数年目。国内のプロジェクトでは積極的に活躍しているのに、英語がネックで壁に当たっていると聞きました。そこで、その苦労話しを、ビジネスパーソンの英語の学び方の研究のためにインタビューさせていただきました。


大学時代は、試験前にまとめて勉強すればそこそこの点が取れる英語の必修授業は要領よくこなし、その後は英語が自分の将来にどうかかわるか、考えもしなかったそうです。


しかし、外資系のコンサルタントになってみると、英語ができて当然、英語が使えないと壁だらけだったそうです。


日常的に海外の同僚とのチームワークや海外のクライアント案件、国内クライアントの海外調査があって、英語はできて当たり前。国際混成チームでは、いいアイディアはあるのに言えなくて悔しい。自分の専門知識が海外のプロジェクトで生かせる思っても、英語のために参加できない。海外のクライアントと話すには、さらに高度な、洗練されて力強い英語での対話力が必要。昇進も英語が必須条件。


とにかく英語の飛躍的上達が緊迫の課題になったそうです

会社も、日本で英語学校に通う費用負担をしてくれるし、英語圏の語学留学に数か月派遣してくれるなど、サポートはしてくれているものの、まだまだ足りない。自分で納得できる英語のレベルに達していない。


そこで、英語圏の短期留学から帰って数か月後、今度は休暇を利用して、フィリピンの英語学校に行き、一日中マンツーマンで数時間、2週間ほど徹底的に英語で話す練習をしたそうです。フィリピンの英語学校の教室に缶詰になって、フィリピン人の先生たちと午前も午後も話し続けると、英語で自分の考えがかなり的確に話せるという実感があったそうです。実は英語圏の語学研修より、ずっと話す時間が長く、効果があったと。


そこでインタビューした時には、昇進試験で英語力が試されるのを前に、毎日「オンライン英会話」を、それも3レッスンも受講しているところだと話してくれました。


やり方がピンポイントで徹底していると感心しました。昇進の審査の前に、英語力をどうしても最後のレベル上げたいと、毎日3レッスン、1時間半話す訓練をしていたわけです。ここぞという時、集中的に徹底的な訓練を思いつき、実行する考え方は、さすがに戦略コンサルタント。


「オンライン英会話」は受け身ではなく、自分の目的をしっかり考えプランする。そのプランを講師に明確に伝えて、レッスンで望む訓練を実現することが大事。ただ漫然と受講するだけでは英語力向上にはあまり役立たない、というのがTさんのアドバスでした。

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