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おもしろかった「オンライン英会話」。ユーザータイプ別に3サービスの紹介。

「オンライン英会話」英会話のサービスは多様化して、目的別に選べるようになってきました。この記事では私が個人的に受講してよかった「オンライン英会話」について感想を書きます。


人と出会う楽しさを通して英語を学びたい方におすすめのサービス、ビジネス英語のスピーキングを鍛えたい方におすすめのサービス、そして、ネイティブから英語を学んでみたい方に向いているサービスをそれぞれ一つ紹介します。


「オンライン英会話」英会話サービスを価格やサービスで比較するサイトはたくさんあるので、ここでは私個人の経験と主観的な意見だけを書きます。あくまで個人の感想ですが、参考になると嬉しいです。

*紹介したサービスにリンクを貼るとノートが公開できませんでした。ご興味のある方はご自分で検索してください。


海外の人と出会い、英語の会話の楽しさを味わいたい方
英語の楽しさを、多くの人との出会いから経験できるサービスとして、私はDMM英会話を使っています。


DMM英会話は世界中から講師が集まっているのが魅力です。実際、私も多様な国籍の講師と話すことができました。特に東欧の講師の数が多く、セルビア、モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴビナ・ベラルーシなど、私たちにはあまりご縁のない国名がならびます。


東欧の講師と話して、私は未知の東欧の文化や生活スタイルについていろいろと教えてもらいました。


東欧の若者の失業率が高く、賃金レベルも低く留まっている環境のもと、英語力、話題の多様性、教える熱意など、魅力的な講師に出会うことも多く、払っているレッスン料が低いことを申し訳なく感じました。20歳代前半の若い講師も多く、友達感覚で話せるのも魅力だと思います。


アジアとアフリカの講師も多く、私はフィリピンに加え、パキスタンやマレーシアの講師と話し、アフリカのからはジンバブエ、アンゴラ、ウガンダ、タンザニアの講師と話しました。


これほど多国籍の人と英語で話す機会は、イギリスにいた時もありませんでした。普通に留学しても、この多様性に出会うのは難しいと思います。英語で話すこと自体をトレーニングしたい、楽しみたい方にとって、これほど面白い環境はないと思います。


ただ、最初の記事に書いたように、自分で英語で何をするかをはっきり決めて受講しないと、世界の人との「英語の世間話し」に終わってしまう危険もあります。もちろん、それはそれで楽しいものです。いつか85歳の母が5年以上、世界の人との世間話しを楽しんできたことを記事にしたいと思っています。


ビジネス英語を効率よく鍛えたい方向け
今まで書いてきた標準的なオンライ英会話に比べ、定額で3倍の価格(2019年8月現在プロモーション中)ですが、ビジネスパーソンのために良く考えられたカリキュラムと講師の質は試す価値があると思うのがBizmatesです。
ビジネス英語をどう学んだらいいかわからない、自分で勉強プランを考える時間がない、というビジネスパーソンにとって、便利で効率的なサービスだと思います。


カリキュラムが実践的で、講師がやることをはっきりわかっているサービスの良さは、カナダ育ちの日本人の創業者の方の人柄とビジョンから生まれたと推察しています。


英語のオンライン就職掲示板で「オンライン英会話」の講師たちの書き込みを読んでいる時、Bizmateが異彩を放っていました。創業者が自分で、講師の書き込みに毎回会社の方針をわかりやすく親身になって説明しているることに驚きました。彼をビジョンをもったリーダーと高く評価している講師の書き込みが多いのも、他のサービスとは全く違います。


講師はフィリピン人だけなので、多様な国の講師と出会うサービスのような楽しさはありませんが、堅実で実践的な教え方のポリシーでカリキュラムもしっかりしています。受講した際にカリキュラムやレッスンプランを一通り見ましたが、非常に優れていると思いました。


私は大学の授業でビジネス英語を教えるために、ビジネス英語の教え方を研究し、比較したのでよくわかります。高額な日本の英語学校の「ビジネス英語」のカリキュラムを読んだ時の脱力感はありませんでした。日本の学校英語の延長ではなく、ビジネス英語は世界でどう使われるかを知っていて、日本人がそのビジネス英語をどう学ぶのが最善かという視点に立って、カリキュラムを作っていると思います。


講師が優れたレッスンをできる背景は、トレーニングがしっかりとあり、講師への報酬も高いからだと、掲示板から読み取れます。食品にフェアートレードという運動がありますが、Bizmatesは「オンライン英会話」でフェアートレードを実践していると思います。高い品質には高い対価を払い、サービスの提供者にフェアであろうしているという意味です。


Bizmatesのサイトにはビジネス英語を紹介するビデオがあり、サービスを受講していなくても見られるものもあるので、ビジネス英語について知りたい方は、無料で参考にできると思います。


今現在仕事で英語を使っている、ぜひ仕事で役に立つ英語表現を使えるようになりたい、と考えている方には、私としては妥当な投資であり、堅実な選択だと思います。


英語を世界の人といっしょにネイティブから学びたい方へ
今まで紹介した「オンライン英会話」サービスは日本人だけを対象した日系企業ですが、EF English Liveはスェーデンの英語学校が世界的に展開している「オンライン英会話」サービスです。


特徴は、毎日のレッスンは45分のグループレッスンで、このほかに月8回、20分のマンツーマンレッスンがあり、講師はすべてネイティブ英語スピーカーだということです。値段はやや高めですが、一般的な「オンライン英会話」の2000円増し程度です。


グループレッスンを楽しめるかどうかは個人によると思います。4-5人がその場で指定されたグループレッスンに参加します。話し好きが集まって議論が盛り上がることもあれば、誰も反応しなくて退屈な授業になったりと、当たりはずれも大きいです。講師の教える技量と、一緒に参加する生徒の質で毎回かなり違うレッスンになります。


正直に書けば、私は生徒としてより、英語のネイティブの先生の教え方をのぞかせてもらう、英語教師のトレーニングの場として非常に興味深く受講しました。そのため、初級から上級まで、レベルや目的を変えて、いろいろなレッスンを受講してみました。


毎回違う国籍の中近東やアジア、ヨーロッパからの生徒が参加するグループレッスンを経験すると、世界でこんなにたくさんの英語を勉強している人がいるのかと印象的だと思います。私の経験から言えば、イギリスの英語学校に通った時と近い授業の進め方です。


ただし、毎回納得できるレッスンとは言えず、一人で極端にしゃべる人がいたり、まったく反応がない沈黙が続いたり。。。と時間の無駄だと思うこともありました。退屈に思った生徒がどんどん授業中に消えて、いつのまにか自分だけという経験もありました。


私自身は、オンラインでのグループレッスンだと、他の生徒の発言中についつい集中がとぎれ、他の考え事をしていたりしてしまい、拘束時間が長いだけ、効率は今一つと思いました。また、曜日と時間によっては日本人の生徒ばかりが集まるレッスンもあり、それがかえっておもしろかったりしました。

他の「オンライン英会話」と違うのは、先生がネイティブだけであることと、英語教師の資格保有者であることです。先生ですので、生徒が評価して、その評価をみて生徒が選ぶというシステムではなく、先生は割り当てられます。


イギリスの英語学校で教えた時に知ったのですが、ネイティブの英語の先生とは、世界中に散らばるプロフェッショナル達であり、優れた先生もれば、やる気を疑う先生もいます。資格をもっていればいいというわけではなく、その人の熱意と人間性が重要です。その点で、EFでもいい先生もいれば、やる気を疑う先生もいたと思いました。


個人レッスンは、ネイティブの人と週2回20分話せるので、ネイティブの講師のレッスンを受けてみたい方ににもおすすめです。また、一人で「オンライン英会話」をうけていて、なんとなく一人では不安だったり、やる気が下がってきたので他の生徒から刺激をうけたい時にもおすすめかもしれません。


私の個人的な意見としては、比較的時間に余裕があってグループレッスンが楽しめ、かつ、どう英語を学んだらいいかまだわからない方に向いていると思います。


以上、全く個人的に自分がうけて興味深かった3つのサービスを紹介しました。私は今まで10カ所ほどのサービスを試したことがあり、「オンライン英会話」はサービスによって違うので、自分に合わないサービスと思ったら、気軽に違うサービスを使ってみるのもいいように思います。

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