corosuke

俳句とか絵とか日記とか、色々書いてます。 かえるのピクルスと、パンとコーヒーと、プロ野…

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俳句とか絵とか日記とか、色々書いてます。 かえるのピクルスと、パンとコーヒーと、プロ野球とクラシック音楽と編み物と宇宙が好き。和事全般興味あり。中村七之助丈にはまったので、2021年は着物着て歌舞伎界隈へ出かけます宣言。

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ふでぺん画

    • 何かを表現するということは、自分をむき出しにする。自分の繊細で敏感な、傷つきやすいところを世間に見せてしまう行為だ。恥じたり恐れたりすると、表現されたものは中途半端になってしまうのかもしれないな。

      • あるがままでいいんだよ、と若冲さんは言った

        箱根の岡田美術館で開催中の『画遊人・若冲』展に行ってきた。 正月のドラマで伊藤若冲熱が高まり、さてどこかで本物を見られないだろうかと思っていたところ。 この美術展では、岡田美術館所蔵の若冲作品7点が全て展示される企画だって。なんてタイムリーなの! 若冲と、光琳・応挙・池大雅・蕪村などの企画展は3階。展示室の1室2室は、若冲前の京都画壇への入り口的な内容。 さて、いよいよ第3展示室へ。ここに若冲の画が揃っている。 まず、真っ先に思ったのは、 「うわ! …浮き出てる!

        • 「素敵だな」で、いいじゃないか。とかく、理由を求めがちだけど。抽象化して、言語化して、思考を整理して、と、よくいわれるけど。感じたことが、すべてなんだほんとは。理由は、わからないことだってあるよ。

        ふでぺん画

        • 何かを表現するということは、自分をむき出しにする。自分の繊細で敏感な、傷つきやすいところを世間に見せてしまう行為だ。恥じたり恐れたりすると、表現されたものは中途半端になってしまうのかもしれないな。

        • あるがままでいいんだよ、と若冲さんは言った

        • 「素敵だな」で、いいじゃないか。とかく、理由を求めがちだけど。抽象化して、言語化して、思考を整理して、と、よくいわれるけど。感じたことが、すべてなんだほんとは。理由は、わからないことだってあるよ。

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        記事

          【中村屋贔屓番外】静

          【中村屋贔屓番外】静

          歌舞伎座で泥棒と若殿を堪能した

          二月歌舞伎座、一部を観てきた。 平日一部ですから、会社有給取りましたとも。 お目当ては『泥棒と若殿』。山本周五郎の短編が原作。 三部の中村屋を堪能してさあ三月に備えるか、というつもりだったけど、そうは問屋がおろさなかった。 観劇された方々の感想を見ていたら、ダメだこれは行くしかないでしょ。と。 結果、 あああ~~!!!(涙) 坂東巳之助ノブさん、なんと凛とした若殿ぶり、そして着流しの背中の色気に撃沈。 松緑伝九、あああ~~!!!(涙) 優しくて懐深くて、なん

          歌舞伎座で泥棒と若殿を堪能した

          【中村屋贔屓より】二月大歌舞伎の感想とか

          先日二月歌舞伎座、三部を観てきました。 最近自分的リバイバルで大好きな中村屋兄弟、足掛け10年ぶりに、ナマの舞台の彼らを見た。 すごく久々の歌舞伎座で、入っただけで、ちょっと感動したほど。 袖萩祭文。 袖萩の母としての情、娘としての情が際立つ。手先のしぐさの美しさ、声音の哀愁。泣きながらの祭文の場面、声がつまるところ。少しでいいから父上様のご様子をうかがいたい、と門にすがって訴えるところ。 こういうの、七之助さんはホントにうまい。(少なくとも、めちゃめちゃわたし好み

          【中村屋贔屓より】二月大歌舞伎の感想とか

          水彩色鉛筆使ってみた

          水彩色鉛筆使ってみた

          匂ひ鳥

          ころがれる筆に影あり匂ひ鳥 / 八田木枯 「匂ひ鳥」は鶯の異名だそうで。 転がった筆。 筆、としかないけれど。絵筆か? それとも、紅筆か。 なぜ、転がったのだろうか?そこに、人影があるとしたら。 誰と、誰なのか? 何をしているのか? なんとも、艶めいた雰囲気を漂わせているのは、「鶯」でもなく「春告鳥」でもなく、「匂ひ鳥」だから。 この、ことばの選び方ひとつで雰囲気が変わるのが、面白いところ。 におう、は雰囲気を漂わせるという意味でもあるので、なんとも深読み

          匂ひ鳥

          【中村屋贔屓番外】お嬢吉三

          【中村屋贔屓番外】お嬢吉三

          二月大歌舞伎みてきました。人は感動すると言語化能力を失うんだ。

          二月大歌舞伎みてきました。人は感動すると言語化能力を失うんだ。

          二次創作をしたくなるような作品を作るって、すごいことだな

          なにかを作るって、 生きてるってことだ。 最近ハマったドラマ関連のツイッターを見ていたら、二次創作している人々のあたりに行き着いた。 はじめのうちは、ドラマそのものの感想を述べたり内容や台詞を解釈したり、というツイートを見ていたのだけど。 リツイートをたどっていくと、イラストが出てきて、そこからさらにアナザーストーリーを作っていたり、登場人物を別の設定で動かしたりするマンガや小説が出てきて。 その大元になった、一本のテレビドラマ。 それがあることで、大勢の人が二次

          二次創作をしたくなるような作品を作るって、すごいことだな

          飛び立つ希望

          いつもかすかな鳥のかたちをして氷る / 対馬康子 (NHK俳句1月2週目) 氷の中には鳥がいて。 わずかでも溶けてきさえすれば、少しずつ動き出す。 中の鳥は、こころの芯とか、核となるところ。美しさ、情熱、真実。 もうダメかも、とか。今は先が見えない、とか。 こころが冷たくなるような現状があっても、まんなかのいちばん大切なところはきっと、氷が溶けたら羽ばたき、空へ、光へ飛び立つのだ。 そんな希望を感じる句だと思いました。

          飛び立つ希望

          今日、本屋さんの棚の前で思った。並んでたのは、落語、歌舞伎、能、講談、俳句、仏像、篆刻。そっか、私こういう世界が好きだな、と。 本屋さんの棚はおもしろい。自分の一部が見えてくる。

          今日、本屋さんの棚の前で思った。並んでたのは、落語、歌舞伎、能、講談、俳句、仏像、篆刻。そっか、私こういう世界が好きだな、と。 本屋さんの棚はおもしろい。自分の一部が見えてくる。

          御召(着物)を入手。だんだん、自分に似合うものがわかってきたよ。でも追々仕立て直ししよう。着物はある程度サイズが違っても着られるとはいえ、合ってる物とそうでない物との美しさの差は歴然。当たり前のことに、あとから気づくものだなあ。

          御召(着物)を入手。だんだん、自分に似合うものがわかってきたよ。でも追々仕立て直ししよう。着物はある程度サイズが違っても着られるとはいえ、合ってる物とそうでない物との美しさの差は歴然。当たり前のことに、あとから気づくものだなあ。

          ん?Twitterに連携できるの?どうやったら、どうなるの?←いまごろ

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