役者はなぜ役者であろうと思うのか。どんな世界が見えているのか教えて欲しいという話。

私の中で度々気になる項目。それが本日のタイトル。Twitterでも定期的につぶやいてしまう程度には気になるポイント。

答えっぽい答えは聞いたことがない

ヒントっぽいコメントは頂いたこともありますが、答えっぽい答え・お返事をいただいたことはありません。と言いますか、そもそもなぜ私がそこを気にするのかが伝わっていないのではないかしら?と思ったのでnoteで補うことにしました。

こんな感じでツイートしてみた

7/13のツイートはスレッドで投稿しているので、その分も含めて以下にコピペしてみます。

やっぱりこの疑問に戻ってきてしまう。「役者はなぜ役者を続けたいと思うのか。なぜ役者であろうと思うのか。」簡単に説明できるようなものではないのかな。抽象的な返答や哲学的で難しくて自分には解釈しきれない返答をもらうことが多いのでいまだにわからぬ、難しいこと理解できないのよ。不思議…。
私がグラフィックデザインや宣伝美術をやっている理由は「単純にパソコンで絵や文字を切ったり貼ったりすることがたのしい→せっかくなら娯楽性のあるものがいい→宣伝美術」という分かりやすい理由なので。どストレートなのよね。哲学とか理想とかそういう要素がない、ロマンとかロマンチックさ皆無。
もちろん、言葉で説明できるような理由がないと駄目なわけではなくて、理由が理解できたらもっと的確なサポートができるんじゃないかなと思うからなんだけどサ。
演じることが好きだから、とか、見られることが気持ちよくて好きだから、とか。そういうのも正当な理由だと思うんだけど、そんなの聞いたことないし。なんなんだろうって素朴な疑問。

なぜ「役者」を選んだのか

そんな具合に疑問でして。演劇は好きだけど、役者が「なぜ役者というポジションで活動を継続していきたいと思うのか」そういう話を役者から聞かせてもらったことがないんです。(役者を目指したキッカケは教えてもらったこともあるけれど。)正直、芝居に関することだけで生計を立てることは容易でなくて、それでも演者として続ける理由。

知りたい理由

なぜ私がそれを知りたいかというと「理由が分かればもっと的確なサポートができるのではないか。そうすれば作り手と受け手の距離をもっとグッと縮められるのではないか」と思うから。

欲望の見え方と触発

これは完全に私の感覚の話になるのだけれど、舞台を観ることは好きだけれど、なんとなく没頭できない部分があるんです。コンテンツとしてはおもしろい、作品はおもしろい、そう思うことは多いのだけれど「飲み会を一度削ってチケット代にあてよう」「服一着、コスメ一つ、買うのを我慢して舞台を観に行こう」とはならないということ。

生活していく上で「無くてはならないものではない」からってよく言われるけれど、飲み会だって服だってコスメだって、無くてはならないものでない。じゃあ何が違うかというと。

マイルドな表現で言うところの目的、つまり欲望の見え方。

たとえば飲み会ならコミュニケーションだったり思惑だったり下心だったりいろいろな目的と欲があると思うんです、相手にも自分にも。服やコスメも自分をよく見せたいという欲だったり、誰かにアピールしたいという欲だったり、目に止めてもらいたいという欲だったり。だけど。演劇の作り手ってそういう意味では欲を見せない人が多い気がする。それを見せることがカッコ悪いことだとでも思っているのか、プライドが高いからなのか分からないんだけど。

人間は自分の欲に突き動かされるし、他人の欲に触発されるもの。

実際、人がアクションを起こす時、欲望というのは本当に大切。欲望を刺激することはものづくりの基本だと思っている私には理解しがたいところ。

欲望は人も心も動かすもの

役者の欲の部分だったり、役者が感じる演劇の面白さという部分をわかりやすい言葉にして伝えることができたなら、演劇はもうすこし身近になるだろうし、観客から見てももっと楽しいものになるだろうと思う。もう少し掴めたら、私自身もっと観劇に集中できるだろうし、もっと演劇が好きになるのだろうなと思う。

掴めていない今はどことなく他人行儀で気持ちが遠い感覚。まだまだ先は長そうですが、できることから準備して、フォローできるところからフォローして、自分なりに距離を縮められたらいいなと思います。

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ろこ|デザインと演劇

インハウスでグラフィックデザイン、会社を出たら宣伝美術。航跡所属。デザインに関することなら何でもやる派。理論と感情、欲望と心理のカクテル。ここは私の雑記帳、表記のゆれはご容赦を。勢いで書いて日本語崩壊100%。Twitter:@gecca_mitsu

宣美の視点

作る側と受け取る側、その間にいる宣伝美術。間にいるからこそ見えるもの聞こえるもの。演劇のはなし。
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