白銀/Eve 制作後記

とりあえず伝えたかったことは

「雪山はいいぞ」

ってことなのでこれさえ伝われば満足です。いいなぁ~とか思ったらぜひ来年は雪山へでかけてみてください。


ここからはちょっと深堀り

ずっとスキーはやってたんですけど、最近スキーで景色を楽しむという価値観を改めて再確認して、このシーズンは積極的に動画だったりをとって素材を集めていました。(それまでは写真撮ってる暇なんかあったらもう滑り始めてた)

このNoteでは、登場するものの解説や、大まかな流れでこんなこと意識したよ~~とか、単純にここ最高だから行けみたいなことを書こうと思います。

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まずこの最初のシーン。最初は車の車載動画から始まります。道路は関東圏のスキー・スノーボーダーにはおなじみの関越自動車道です。基本的に関東住んでてスキーに行きたければ中央道か、関越の2択かなと思います。東北道はちょっと川崎からは遠いかな。イメージ的には中央道沿線のスキー場はちっちゃいとこが多くて、関越沿線の方は湯沢三山だったりMt.Naebaだったりと国内屈指のビックゲレンデがめっちゃあるイメージです。

まあ、くそどうでもいい情報を書いたわけですが、最初は「旅に出る楽しみ」と「ワクワク感」が伝わったらいいなぁ~っと思って道路のシーンからはじめました。早朝に家を出ると、徐々に上がっていく太陽と共に車を山へ走らせるので、早朝のいい感じの景色が楽しめます。この感じが毎回好き。
普通はあまり面白くない移動ですが、こういう考え方を少し取り入れるだけでも旅が楽しくなるのではないかと思います。

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前奏が終わりまず最初に出てくるのは志賀高原焼額山スキー場の第2ゴンドラ。
この日は暴風でノロノロ動いてました。映像を見ての通りの視界不良です。

志賀高原は日本一デカイスキー場なのですが、デカすぎてだいたいいつも人がまばらなのでリフト待ちしたくない人にはおすすめです。
だいたい十数個のスキー場から構成される志賀高原なのですが、焼額山はその中でもゴンドラ2基を備えるゲレンデで、プリンス系列だけあって圧雪がいい感じにかかってるのでおすすめです。急斜が多いのが難点かな。

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そして次のシーン。また志賀高原です。
これは志賀高原寺子屋スキー場から東館山スキー場への林間コースです。まじでここは雰囲気が最高なのでおすすめ。コースなんだけどコース外滑走してる気分になれます。ぜひ行ってほしい。

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あと東館山ゴンドラとその下のブナ平ゴンドラは、今では激レアのタマゴゴンドラが現役なので、レトロ好きにはおすすめです。コースはつまんないけどね。リフトを無理やりゴンドラに改造してる感が満載で面白い。

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あとカメラが下がってから上がるところは焼額山から奥志賀への連絡コースで撮りました。この日は大雪でパウダー天国だった。志賀高原の雪は軽いから感動するよ。

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そして次の画像連チャン。このちょっと画質悪いやつはスマホ変える前のやつです。

かぐらの第5ロマンスリフトからコース外滑走ができるのですが、この景色が最高。上達した方はぜひ行ってほしい。今年は行けなかったので悲しいです。
あとコース外滑る時はいかにも常連ですみたいな人にこっそりついてくと安心かも。気温が高くて雪が重い時とかしばらく雪降ってなくて固まってるときとかは難易度めちゃくちゃ高いのでちゃんと天気みて行ってね。

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そしてまた次。こちらはガーラ湯沢。行く難易度的にもたぶん一番手軽なところです。ガーラの下山コースはまじでトップクラスに景色がいい。湯沢市街、越後湯沢の駅や関越道が見渡せます。山から山しか見えないより町を見渡せるほうが個人的には好き。

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そして一瞬だけ映るここ。また志賀高原です。

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ここの蓮池スキー場からジャイアントスキー場への連絡コースなんですが、まじで上り坂。ジャイアントより奥は行かないほうがいいという教訓を残しておきます。まじでつかれた。あと、丸池スキー場から蓮池スキー場に移動するときも視界が悪すぎて隣のゲレンデに移動するつもりが同じところに3回くらい戻ってくるとかいう恐怖体験をしました。

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そして次、湯沢高原スキー場。三山共通リフト券でGALA湯沢。また石打丸山スキー場からアクセスできます。ここはGALAより一段高いのでGALAよりよりも広範囲を見渡せます。余裕があればぜひ。

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そしてこの夜景のシーン。石打丸山スキー場です。もう数少なくなったナイター営業をしている希少なゲレンデ。夜景がアホきれいなのでここもぜひ行ってほしい。土日は越後湯沢の駅までナイター便も出てます。
他に夜景が見えるとこだと札幌の藻岩山とかが有名らしいですがいったことないから行ってみたい。

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石打丸山のヤバイところは日本ではまだ珍しいコンビリフトがあること。6人乗りリフトです。座面にヒートシーターが入ってて暖かくて感動する。あとまじで揺れない。たまに壊れてるけどナイターも基本こいつが動くのでおすすめです。欠点は標高が低いので雪質がいい期間がまじで少ないこと。かなしい。

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夜景はいいぞ。

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そしてこれは菅平高原の奥ダボスのペアリフト。なんかシングルリフトっぽくてエモいなって思った(オタク)

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最後は石打丸山のメインゲレンデで終了。ここ広いから楽しい。


作品解説終わっちゃったので私的に関東圏のオススメスキー場を紹介しようと思います。まずは中央道方面から。

1.小海リエックススキーバレー

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シーズンはじめは最近大体ここです。ここの魅力は破格の安さ。儲ける気ないだろこれみたいな価格設定してます。シーズンはじめは大体大人1500円とか。今サイトみたら春スキー料金で1000円でびっくり。頭おかしいでしょ
第一クワッドリフトのB→H→Eのコースがめちゃくちゃ滑りごたえがあるので中級者あたりにはおすすめ。いい感じの1枚バーン。
人工降雪機あるので開くのもそこそこ早いです。

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こんな感じでリフトのデザインがちょっと変わってるのも個人的には好きです。
あとシャトレーゼ系列だからケーキがうまい。

つぎは上信越道沿線


2.野沢温泉スキー場

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野沢温泉は2020年に長坂ゴンドラを更新して、それまでの所要時間15分立ち乗りから6分椅子付きという大躍進を遂げました。このゴンドラが静かすぎて感動する。あとめちゃくちゃ早い。法律上限界の6.0m/sでいつも動いています。6.0m/sゴンドラは志賀高原焼額山の第一ゴンドラと苗場田代のドラゴンドラあたりはそれでも動かせる性能だった気がしますが、摩耗が激しいのか基本的にはいつも5.0m/sで動いてる印象。かなしいね。

どこのスキー場も金欠で設備更新に踏み出せない中で、野沢温泉のこの更新はひさしぶりのいいニュースでした。ニセコにも新しいのができたらしいので行きたいね。

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そして野沢名物の埋まってる標識。触れます。長坂ゴンドラ登ってすぐの観光スポット的な存在になってる。

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そして野沢温泉で面白いところの1つが最上部のやまびこエリア。
スキー場内でダントツで雪がよく、雪が降った翌日にはパウダーが楽しめます。あとやまびこだけコース外が立ち入り禁止じゃなくて自己責任なので、ツリーランを楽しめます。自己責任エリアはまあ基本死ぬことはないんですが、立ち入り禁止エリアに入るとまじで死ぬのでやめましょう。

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あとやまびこは雪質がいい分土日人の量がやばいので、列に嫌気がさしたら上ノ平やパラダイスフォー、チャレンジペアに逃げましょう。
ここの高速リフトなんか若干遅めなのがちょっとだけ不満点かな。チャレンジペア以外は3.0m/sです。


3.志賀高原スキー場

言わずと知れた日本一デカイスキー場。デカすぎ。端から端に行くのに数時間かかります。

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右端の横手山・熊の湯はゲレンデで繋がってないので行ったことないですが、標高2000mで雪質がめっさいいらしいので行きたいですね。

奥志賀の第2高速ペアの横にある上級斜面が、めちゃくちゃ飛ばしやすくておすすめです。ここは焼額山&奥志賀あたりで滑るのが一番楽しいかな。
穴場は西館山あたり。標高が低いはずなのに結構雪がいいことが多いです。なんでなんでしょうね。日当たり?

上で結構志賀高原は語っちゃったのであんまり言うことないんですが、良くも悪くも古い気質が残ってるエリアなので、ところどころボロボロのリフトがあったりで面白いと思います。


4.菅平高原スキー場

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ロングコースはあんまりないですが、人工降雪機と安定の低気温でめちゃくちゃ安定しているイメージ。あんまり強風の影響受けてるところをみたことがないからめちゃくちゃ信頼感ある。小刻みに滑るので頑張れば60本滑れます。やってみてね。

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あとここの奥ダボス第1トリプルがなかなかボッロボロで楽しい。


5.戸隠スキー場

ここはまじで圧雪をちゃんとやってるのがいい。あと飯がうまい。めちゃくちゃ頑張ってるのが伝わってきてなんかめっちゃ好感度高い。

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上級斜面にも圧雪がちゃんとかかってるので初心者でもわりとチャレンジしやすいと思います。雪質も悪くない。


関越道方面へ

6.湯沢三山 YUZAWA SNOW LINK (湯沢高原・GALA湯沢・石打丸山)

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まじで影が薄いんですが、実はガーラ湯沢、両端で湯沢高原、石打丸山スキー場に接続していて、それを含めるとめっちゃでかいビックゲレンデになるんですよね。ガーラは混みがちなので湯沢高原に真っ先に逃げるとかいうことができます。リフト券代高いですが、GALAの混雑を避けられるという恩恵はでかいと思います。

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@ガーラ湯沢
人の量がやばい

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@石打丸山
ここも人は多いけどリフトの量がまじで多いので選べば快適に滑れます。

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@湯沢高原
いつも空いてます。おすすめ。



まあオススメできるところはここらへんかな~と思います。どこも楽しいので気温と天気さえみればどこもめっちゃいい体験ができると思うのでぜひ。


ということでただスキー旅行記みたいなノートになっちゃいましたが、この作品を通してウインタースポーツに興味をもってくれたらな~と思います。コロナも来年はたいぶマシになるとは思うのでぜひ行ってみては。

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