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Payphone ft. Wiz Khalif【MV短編映画】

記念すべき1発目は
Maroon5のPayphone ft. Wiz Khalifa

7,8年前に公開されたMVで、当時僕が好きだった曲。
意味何か理解せず聞いていたけど、勝手に「男とはどんな状況でも
こうあるべきだ

と解釈して眺めていたのを思い出す。


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事故現場のような場所に立つ傷だらけの男
携帯が壊れてしまったので公衆電話からに電話しようとしてる所から
この話が始まる。どんな物語があるのか。ご覧ください。


男は銀行マン、少々疲れ気味な様子。
再び傷だらけのシーンに切り替わり、受話器越しに口ずさむ。


I'm at a payphone trying to call home
君と話したくて僕は公衆電話にいる
All of my change I spent on you
もうコインはないから数秒だけだ

アダム レヴィーンの脳天を突き抜けるハイトーンボイスで幕が上がる。 

場面が変わり銀行内 ――

目の前を通り過ぎる同僚の女性(フェロモン出まくり)に声をかけようとするが失敗。。。
日頃の疲れを吹き飛ばすような癒しが欲しかったのか、
今日の夜ディナーでもどうかな?」と言いたげな顔だった。


すると・・・


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その銀行に強盗が押し入る。
強盗集団はアサルトライフルで即座に行内を制圧する。
全員が床に伏せる中、男はデスク横に、女は通路を挟んですぐ横に身を隠した。


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よく見ると銃を突きつけられている女
男は閃く
声を出すと相手を威嚇しかねない状況で女に対し履いているヒールを脱ぐようにジェスチャーする。


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強盗の一人が横を通り過ぎる一瞬を突き、腰のホルスターに納められていたハンドガンを奪う。

今度は強盗に銃を向ける男
多勢に無勢。

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強盗団が一斉に男に銃を向ける。
「下手な真似はやめろ、今すぐ銃を降ろせ」
と言われる前に男は走り出す。
女の手を取り猛ダッシュで強盗からの銃弾を避け、出口へ
間一髪で行内から脱出できた2人。


しかし外には警察が待ち構えていた
強盗に銃を向け、女の手を取り、猛ダッシュで逃げてきたが男の手には
ハンドガンが。


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強盗と間違われ警察からの発砲を浴びる2人。


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なんとか警察の銃弾もかいくぐり逃げ続ける。
ストリートを裸足で駆ける女手を離さない男
バスが通過する直前を走り抜け追跡の目から逃れた2人。
このままでは捕まってしまう
誤解を解くにはどうすればいいのか・・・
それでも今は逃げなければならない。


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場面が変わり、この曲に参加しているWiz Carifaが登場する。
このセレブがめちゃめちゃイカした車を止め駐車係とやり取りしている。
この場面を見た男は再び閃く


But just gave it away
だけど手を放してしまった
You can't expect me to be fine
僕が大丈夫だとか思わないで
I don't expect you to care
君が心配するとも思わないから
I know I've said it before
さっきも言ったけど
But all of our bridges burned down
僕らを繋ぐものは崩れ落ちたんだ

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僕が囮になるから君は家へ帰るんだ、僕なら大丈夫、心配いらない
言葉を残し、駐車係から車を強奪。
そのまま逃走し、警察の目を引くことに成功。
しかし、アメリカの警察を舐めてはいけない
すぐにパトカーにびた付けされる男、街から郊外へ続く橋を渡るが振り切ることができない。


Now I'm paralyzed
今僕はうなだれている
Still stuck in that time when we called it love
愛を感じていたあの頃に囚われてしまっている
But even the sun sets in paradise
でも楽園の太陽もいつかは沈む

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荒野まで逃走するがいつの間にか追跡のパトカーが増えている。


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更にはヘリコプターまでも男を追ってくる。
そして道路の反対側からも警察車両が。。。


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絶体絶命。
このままでは捕まってしまう、最悪の事態も考えられる状況で囲まれる。


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警察からの発砲、頭を横切りフロントガラスに着弾する。
死ぬのは時間の問題。
ここまで危険から連続で逃れた男にはもう選択肢がなかった

ハンドルを切り返し、Uターン。
まるで引き寄せあう磁石のように正面衝突する警察車両。
砂煙を噴き上げ爆発しながら宙を舞う車両を避け、またしても間一髪で逃れる。

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そのまま追ってが来ないことを確認し、工場地帯の高架下へ逃げ込む。

車から降り、ネクタイを外し、汚れたシャツを脱ぐ。
数歩行った所で爆発するイカした車。

命を落としかねない場面をクリアしてきた男には疲労が見える。
癒しを求める男は近くの電話ボックスへ ――

Now I’m at a payphone
いま公衆電話から掛けてるよ



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最初に電話を掛けていたシーン、始まりが終わりで終わりが始まりということだろうか。

最後は番号を入力し、ワンコールだけ響く。


電話が繋がったのかはわからない。
察するに女は恋人絶対に救わなければいけない人だったのは間違いないこと。
銃弾の雨を避け、警察からの追跡も振り切り、遠くまで来てしまった。

ただ、途中で手を放し一人で去ったことが女の心にどう映ったのか、囮だったのはどっちなのか。
置いてけぼりにされてしまった女の心情も気になる所。

男の考えと女の考えはまるで違うだろう。
その時点では交わることのない考えだったはず。

今回は以上です、これからも気が向くたびに更新していこうと思います。

豊田カローラ



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