見出し画像

投資で何を買う?

コーエルです。

前回、残ったお金は投資に回しましょうと言いましたが何を買うべきか?

僕の答えは、「株式を買う」です。

名著「株式投資第4版」ジェレミー・シーゲル著(日経BP社)
によれば、1801年から2006年の約200年間に株式、長期債、短期債、
金(ゴールド)、預金
にそれぞれ1ドル投資したらどうなったかのデータが
記されています。

出典:「株式投資第4版」 ジェレミー・シーゲル(日経BP社)


最終的に、株式は75万5163ドル、長期債は1083ドル、短期債は301ドル、金は1ドル95セント、預金は6セントになりました。(1ドル🟰100セント)

株式はひたすら右肩上がり、長期債、短期債は緩やかに右肩上がり、金は
ほぼ横ばい、預金は右肩下がりといった結果でした。

時間が経てば経つほど、株式と預金の差が広がっていくのが分かります。
預金に至っては94%減です。

僕も株式投資を始めるまでは、現金預金が命!みたいに思ってたんですが
投資を始めて色々知識をつけていくうちに自分の資産の全てを現金に
するのは逆にリスクだなと考えるようになりました。
(もちろん必要な分は現金で持つことも大事です。)

⚫️では何から始めれば良いのか?

僕が勧めるのは、

  1. 企業型確定拠出年金(以下DC)もしくはideco

  2. 積立NISA(2024年から新NISA)

この二つです。

DCやidecoは節税になりますが60歳以降でなければ引き出しが出来ない
ですし、一度積み立てると積立金額を0にすることが出来ません。
(積立金の減額は可)

NISAに関しては各種税金を引かれたものから拠出することになりますが、
いつでも積立を止められますし、いつでも売却することが出来ます。

両方やれば非課税メリットを最大限利用できますが、人それぞれ
ライフプランが違うので自分に合った運用を選択することが大切です。

両方やったけど毎月家計が火の車では本末転倒ですし、まずは1つずつ
始めてみてからでも良いと思います。

NISAやidecoの場合は専用口座を作る必要があります。
作る金融機関はネット証券を選んでください。
僕はSBI証券を利用しています。
他、主要なネット証券会社は楽天証券、マネックス証券などがあります。

その上で買う商品は、インデックスファンドをお勧めします。

もしかするとDCではパッシブと書いてあるかもしれませんが、
インデックス🟰パッシブなので同じだと思ってください。
ちなみにアクティブと書いてあるものは買わなくて大丈夫です。

ここでインデックスファンドを購入するときにみておくべき点が、

  1. 信託報酬

  2. 信託財産留保額

この二つです。

信託報酬とは、自分の総資産に対して毎日自分のお金を運用している会社
などへ払う手数料です。
例えば100万円保有していて信託報酬0.5%の場合、年間5000円手数料が
取られます。これが保有している資産から日割りで徴収されるイメージ
です。
この信託報酬は可能な限り安いものを選んでください。

次に信託財産留保額とは、もし解約等の換金代金が発生した場合にその金額に対して何%手数料を取りますというものです。
これは0%を選んでください。

⚫️投資する国

個人的にお勧めするのは、

  1. S&P500(アメリカの大型企業500社)に連動する商品

  2. 全米株式に連動する商品

  3. 全世界株式に連動する商品

  4. 先進国に連動する商品

になります。

どの商品が良いかは人それぞれですし、今では簡単にSNSや書店で調べることができるので自分が納得出来るものを選んでください。
僕はeMAXIS Slim米国株式S&P500を買っています。

あとNISAに関してはほとんど株式100%での運用になると思いますが
DCの場合は株式を何%、債権を何%と資産配分する場面があると思います。

教科書通りの運用をするのであれば100➖自分の年齢を株式に、残りを債権等に配分すれば良いですし、積極的にリターンを取りに行きたいのであれば株式の比率を上げても良いかもしれません。

しかし、リターンを取りに行くということは同時に自分の資産が値下がり
するリスクもありますから慎重に判断してください。

ちなみに僕は現金以外の資産は株式100%で運用しています。

それは冒頭で紹介した「株式投資第4版」に過去200年間、17年以上の長期で株式を買い持ちすれば一度もマイナスにならなかったとデータで証明されているからです。

それがこちら、

出典:「株式投資第4版」 ジェレミー・シーゲル(日経BP社)

もちろん過去は未来を保証するものではありません。
また買い持ちすればどんな株式でも良いわけではないことを考えると
適切な投資対象ということが前提になってきます。

そういう意味では上記のようなインデックスファンドは誰にとっても
資産形成に有用なツールになり得ると思います。

使うその時まで強制貯蓄で大丈夫!→DC,ideco

何かの折に使えるようにしておきたい!→NISA

という感じでしょうか。

DCやidecoは資金に流動性がありません。NISAには流動性があります。

個人的には2024年から始まるNISAの生涯積立限度額が1800万円と
知った時にこれだけで充分かも?と思いましたが、これも感じ方は
人それぞれですね。

自分で情報を集めて自分にとって心地よいやり方がその人にとって一番の
資産運用方法だと思います。
かくいう自分も投資歴3年目なので色々情報を集めて自分にとって心地よい
運用方法を見つけ出していきたいです。








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?