インテリアスタイリストの日記_繁忙期記録2(限定版

千葉撮影編 -day1

エクステリアの撮影で千葉へ。
大掛かりな撮影となり、撮影は3日間。(つまり前後で最低9日かかる)

また、一般住宅を使用する、という事もあって普段と違う手間がかかる。
当初2日間で撮影しようという話でしたが、2日では難しいと判断し3日となった。

外で撮影のため、雨天時は逃げ場が無い。
春の変わりやすい空模様のため、
初日の撮影は3日前に急遽リスケとなった。

確保してた人員はバラシ
キープした家具も全てバラシ(個人的には葬式の翌日に頑張って抑えたので超無念)キャンセル代が発生した。
仕方ない!気持ちを切り替えて再調整。

だけど、今後もリスケの可能性があるとなると、かなり手間が増えたり他の予定と重なってきてしまうので心配になるのであった。。

ようやく撮影!洗濯機のシーンからスタート

そして迎えた撮影初日。
洗濯機を使用した撮影があるのだが、男性4人で運ぶ様に…とリース屋さんからお達しが。
男性4人もスタッフがおらず、男2女3人なんとか集めて前日受取する。結構大変でした!とはアヤメ談
(この撮影はこの後も人員手配に苦労した。。)

前乗りは…

武田家は夫の希望で前日の夜に千葉に前乗り。
この日は土曜日でホテルが取れずAP◯ホテルに泊まることに…(柄が激し過ぎて超苦手である。)
めちゃくちゃ狭い部屋で、寝る直前に「どんな柄やねん」と半分寝ぼけつつ意を唱えて寝た。が、花粉症の夫のイビキで夜中に目が覚めて、そのまま結局眠れず…(春の武田家あるある)
3時間ほどの睡眠で向かうことに。このタイミングかー!

ヒソヒソ

現地に着くと、隣の家の人が厳しい方なのでヒソヒソ声で話すように!とのこと🤫(後で出会ったけど思ったより良い人だった。両腕にガッツリ入ってたから恐れられてるのかな?)
一般住宅で動きが取りにくいことと加えて色々制限のある現場となりそう、みんなで気をつけねば。

stylingのいろいろ

この日は1番撮影シーンが多く、重たい家具や洗濯機もあるのでstylingチームは私を含めて5人。想定よりも人が多いと思われてしまったようだったが
あとあと撮影が進むにつれて、この人数がいないと回らない状況だったのでご理解してもらえた。(この辺りのバランスも予算と絡むので気を使う。)
というのも、同じ場所を使って撮影するため、一回一回完全に片して作り直す必要があり、撮影中に次のシーンを作ることが出来ないのだ💦

加えて一般住宅のため、ハウススタジオなどのように逃げ場所がなく、片したらある程度梱包していかないと場所がない。

この日は強風で梱包材を巻くのも普段より苦労した。作業場が室外なので汚れないようにするためにも1人で出来るような作業も2人で行わなければならなかった。
スタッフ(&夫)のみなさんに申し訳ない気持ち、とにかく感謝。あとでビールをご馳走させて頂く!(くらいしか出来ない。)

前日にアイテムを多めに追加してほしいと言われて、「予算オーバーになりますが・・」と伝えるとOKが出たので持って行ったが、
想定した通り、画角からはみ出し写らなかった。
物量と重量的にかなり手間だったけど、現場の反応はとても良くて私のスタイリングに対する信頼感が上がったように感じた。

◯理想を言えば撮影前にこの信頼関係が築けていれば、お金や運搬の手間もお互いに省けるはず・・とも思うけど、とにかく現物見て判断したいクライアントもいる。
できる範囲でお応えできればと思う。

無事完了〜

夕方には全てのスケジュールを終えて、大物アイテムの返却も滑り込みで完了できた。
これが終わってるかどうかで翌日のスムーズさに差が出る。
人と車の都合で一度全て荷下ろしして、翌日別の車に再度積み込みしないといけないのだ。

パズルのような、ツギハギリレー形式になった、車と人のやりとりがめっちゃややこしかった・・😳
よくやり遂げたと思う。

◯マンニング手配で時間を費やしてプランする時間がめちゃくちゃ短いので、この辺りのサポーターが必要だ!と考えています。
◯私が車に乗れれば・・我が家に軽バンがあれば・・たらればでは無く可能なところは実現したい

事故も無く無事に終わってあと2日!天気に恵まれますように。
今日は強風だったけど日差しは暖かかった。
帰り道のスカイツリーと夕日の美しさを眺めつつ、
睡眠不足のため車で寝落ち。
◯今後は耳栓を忘れない

最後はレンタカーを返却してみんなで乾杯。
お酒が美味しかった〜
(フランスパンの話が面白かった〜)

若者たちに夕飯まで付き合ってもらえるのが有難いことなのだなと、
年取ってから思うようになりました。笑
早朝から夜までありがとう!

ayame & reo
Kitano
rico(pickup)
sano-san(返却)



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