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上品なお味で、、、。

たまにはジャンクフードも良いだろう。

ケトルに水を入れお湯を沸かす。

3分待てば出来上がりだ。


じー


待っている間に読みかけの小説でも読んでいよう。

タイマーをセットし部屋を移動する。


この時、こんな結末が待っているなんて思いもしなかったんだ。


タイマーが鳴り、いそいそとリビングへ戻る。


しかしカップ麺の容器を掴んだ瞬間、気づいてしまった。

「容器があったかくない!?」

「え、え?」

と軽くパニックになる。

蓋を開けてみると、いつもは美味しそうな香りと一緒に上がってくる

湯気がないではないか。


もしかしてやっちまったか。


そうだ!

こういう時は一旦冷静になって考えるんだ。

きっと私と同じような経験をした人もいるはずだ。
まずは先人たちの知恵を借りるとしよう。

そして軽くネットで調べてみるとこんなことが書いてあった。

・温かい言葉をかける

・容器を抱きしめる


「が、がんばれ~」と言いつつ、容器を両手でしっかりと包み込む。


無理だった。


結局、入っていた水をある程度捨てて

お湯を沸かして入れ直した。

うん。

やさしいお味ですこと。


                       こしあん

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