茉莉

Be a most beautiful lonliness in the world …

茉莉

Be a most beautiful lonliness in the world with u 映画、本、音楽など。 Movie : https://filmarks.com/users/kwbtmh

マガジン

  • KPOP 偏愛

    KPOPについての記事と、参考にさせていただいた記事。

  • 映画 偏愛

    見た後に考えたこと、思ったこと、伝えたいこと。 何処に心が動いたか。

最近の記事

三島由紀夫『反貞女大学』

先日濱口監督のドライブマイカーを見た後に、原作である村上春樹のドライブマイカーを読み、その後に思ったことやモヤモヤしたことを書いた。その時は自分のモヤモヤを言葉にすることで整理してスッキリした感じがあった。 しかしその後にみた一つの映画で私のスッキリ感は崩壊。 濱口監督とかが好きらしく、私の大好きなドラマ大豆田とわ子という作品に似ていると言われていたカサヴェテス監督『ハズバンズ』を見たから。 最初に見た後は、こんなクズすぎる描写の映画が物語や人物描写としてほめられている事

    • KPOP MV偏愛史 Girls' Group Vol.2.5

      三回目!KPOPについて、私なりの好きを発信したいと思った動機の大きな一つであるグループであるWJSNをじっくり掘り下げます。取り上げたいMVが多すぎて一生アップできないので笑、WJSN前半ということでvol 2.5にします ※このKPOPMV偏愛史、見てくれる人が多くて嬉しい。ですが基本的に自分の気まぐれとテンションに任せて書いているので完全に自己満です。長ったらしいかもしれませんが最後まで読んでいただけたらとても嬉しいです。 これを書いている間にも、新曲出過ぎて全然追い

      • 女と男と人間

        周りはあまり好きな人がいないけれど、私は結構村上春樹の描く人間像が好きだと思う。彼の物語に出てくる男性になぜか共感できる。基本的に合理的に生きていて、その上で教養がある程度含まれた「あえて無駄なことをする愉しさ」に少なからず自信を持っているような。その上で異性という一番自分の遠い存在に触れ、恋という感情に振り回され、困り果てたり、見ないふりをして見たり、当人の問題点なのに変に客観視して傍観していたり。そのせいで味わった少しの苦味と後悔でさえも、小説にしたり小粋な音楽と一緒に思

        • 誰もがバカにされない、想像力のある世の中を作りたい。それしか自分の使命は今浮かばない。それくらい皆すぐに人のことをバカにする。一生懸命やって夢中になっている人のことを見下す。自分のことでなくても悔しくて涙が出る。

        三島由紀夫『反貞女大学』

        • KPOP MV偏愛史 Girls' Group Vol.2.5

        • 女と男と人間

        • 誰もがバカにされない、想像力のある世の中を作りたい。それしか自分の使命は今浮かばない。それくらい皆すぐに人のことをバカにする。一生懸命やって夢中になっている人のことを見下す。自分のことでなくても悔しくて涙が出る。

        マガジン

        • KPOP 偏愛
          4本
        • 映画 偏愛
          11本

        記事

          KPOP MV偏愛史 Girls' Group Vol.2

          KPOPMVの好きな所をただただ話す会、ガールズグループ第二弾です。 前回はSM王道の少女時代とレドベル!今回は同じSMエンターテインメントのf(x)と、IZ*ONEです。 私の大好きなWJSN(宇宙少女)も入れるつもりでしたが、好きすぎて一生終わらないので笑、次回に回します… f(x) →SM異色のガールズグループ'Red Light' (2014) ★★★f(x)は正直あんまり詳しくないです。最近いろいろ調べて改めて魅力的なグループだったんだなと思いました。RedLig

          KPOP MV偏愛史 Girls' Group Vol.2

          Taemin 'Advice'

          テミンのAdviceがめちゃくちゃ攻めてる!のでじっくり見てみた感想です。 途中からaespaの話になります! ※Teaserが良い。1個目はポイント歌詞、2個目はポイントダンスがよくわかる。。 ※ジャケット撮影現場のビデオもよかった。てかびっくりした。画面越しでも超カリスマオーラが漂ってくる。さすがに本領発揮…後半のチェスのカットとか、この世界が本当に実在するんでしょうか。。って疑いたくなります ということで本題、なんとなく想起された他のMVを独断偏見で選んでみました

          Taemin 'Advice'

          KPOP MV偏愛史 Girls' Group Vol.1

          KPOPのMusicVideoの世界が好きだ。 最近好きなNCTのDreamのHot SourceのMVが公開され、なぜかすごくそれに脳を刺激されました。そういう好きなMVのどういうところが良いのかをたまに母に力説するのですが暖簾に腕押しの塩対応。 ということで、勝手に自分の好きなMVを紹介するコーナー始めます。(自己分析かねて) KPOPのMVとの出会い学生の時に教室で少女時代のGeeのMVを友達に見せてもらって衝撃を受けたときから、気づいたら一人でYoutubeを漁りま

          KPOP MV偏愛史 Girls' Group Vol.1

          わたしはロランスに出てくるロランスとフレッドという二つの対等な役割があったならば、私はどちら側の人間なのだろうと思うことがよくある。圧倒的に憧れるのはロランスなんだが、激しく感情移入するのはフレッドなんだよな

          わたしはロランスに出てくるロランスとフレッドという二つの対等な役割があったならば、私はどちら側の人間なのだろうと思うことがよくある。圧倒的に憧れるのはロランスなんだが、激しく感情移入するのはフレッドなんだよな

          離ればなれの花々へ/山戸結希 を言葉のみ抜粋。

          21世紀の女の子 離ればなれの花々へ For lonesome blossoms 赤:この花園に足を踏み入れたときから 青:私たちは終わりを知っている 黄:私たちは、花咲く頃のお嬢さん 赤:そうよ、あなたはいつか… 青:もうそろそろこの花園にはいられなくなる 赤:そろそろだね 黄:そろそろだ 一瞬の季節に愛されるために この花園に入れられた 赤:私たちは花の盛りの女の子 黄:笑っていたのに、泣きたくなるよ 赤:私が、私自身になってゆく 青:私たちは絶対に忘れてしまう日々

          離ればなれの花々へ/山戸結希 を言葉のみ抜粋。

          結局怖くて発信できない

          ということを堂々と発信するという矛盾。発信というより叫びです。 3日前くらいに、まだ就職も決まっていないくせに「内定者にむけた仕事の本」みたいなのを読んでいた。文章の作り方がいかに大事かが書いてあって、結構衝撃的だった。それに加え前から父にESの文章が飛躍してるといわれていたので(こちとらnote結構つづけてるわ!と思いながらも同意はします…)もうそれならnoteで文章公開練習しようと思って。それで宣言するのが早いと思って。つぶやいたけど。怖くていいや…と更新できず。 同

          結局怖くて発信できない

          It must be heaven/天国にちがいない エリアスレイマン

          『天国にちがいない』エリア・スレイマン監督 私はちょうど一年前のいまごろフランスにいたときに初めてエリアスレイマン監督のこの作品を観た。数少ない会話も当時全く理解できなかったので今日改めて日本語字幕で観たけど、やっぱり好きな映画。どのジャンルにも属さないような不思議な映画で、優しく孤立していて、でも確かにメッセージを訴えていて、初めて見たときにフランス来てよかったと心の底から思った。(1年後に日本でも見れたけど) 何よりもこの映画の中での監督本人が演じる主人公の寡黙な立ち

          It must be heaven/天国にちがいない エリアスレイマン

          今再放送で見たノーナレの、「校長は反逆児」が素敵だった。カメラを持っていた子の卒業式のシーンが忘れられない。カメラに笑顔でピースを向けること、彼という唯一の存在を受け入れ対話すること。 私たちは人間でしかないんだから、人間として一緒に接してくれるかっこいいおとなが必要だ。

          今再放送で見たノーナレの、「校長は反逆児」が素敵だった。カメラを持っていた子の卒業式のシーンが忘れられない。カメラに笑顔でピースを向けること、彼という唯一の存在を受け入れ対話すること。 私たちは人間でしかないんだから、人間として一緒に接してくれるかっこいいおとなが必要だ。

          生命という所有物についてのある日の超個人的考察

          盲目的に自分の所有物に関して執着を持ち続けているのは汚い。 今あなたの支配からそれが奪われそうになって初めてその価値を高く見誤ってしまいそれを鵜呑みにして生きていくのはちょっとダサい。 しかし何故そうなってしまうかと考えると、その物の価値や自分に対しての影響値が自分の中で曖昧で決定的ではないからで、 それを決めるのは親でも恋人でも上司でも社会でも時代でもなく自分であるべきである。 しかし「自分」というのは周りの環境によって形成されているものだからこれは依存関係/循環にな

          生命という所有物についてのある日の超個人的考察

          black box

          もはや真実が何かはどうでもいいんだが 彼女の話を直接聞いて号泣した数年前から見てきて今回のこともありこれを読んで正直人間不信が高まる↑ これが本当だったら自分が馬鹿みたいで恥ずかしいんだが。 多くの人の関心や問題意識を動かしたことは素晴らしいし私も凄いと思ったが、それが自分の劣等感を埋めるための腹癒せ的な、精神的低さから生まれたものならば(その良い悪いは置いといて)その感情を本人が受け入れられるようにならない限り、 彼女がネガティブから動く色々は終わらないし彼女は一生不幸を

          続きは夢の中で

          どれだけ映画を見ても、どれだけ音楽を聴いて彼らの人生や名言を見ても、どれだけ小説を読んでも、救われないものを彼は大事に包んで私に見せてくれた。 そしてパクッと食べてしまった。 その瞬間から、私は濃紺の夜空に浮かぶ使い古された宇宙船のように、気持ちが何処かに離れていってしまうようになった。 嬉しかった筈なのに、あれだけ望んだものの筈だったのに、 何故か満たされたはずの心には小さな穴がプツッと空いていて、 そこから透明のさらさらした何かが落っこちている。 彼は私に言った。

          続きは夢の中で

          第1章

          大好きな人物の論評を読んだ。私はその人とその人にまつわる映像が好きだけど、情熱が漲ったさまざまな文章には私よりももっと濃くてドロドロした愛が流し込まれているように見えた。それは古く野暮にも見えるし、洗練され美しく羨ましくも見えた。でも私ならどうするかと考えた時にやはり回答法は文章ではないと感じてしまった。 美しい映像には、映像で。 美しい詩には、詩で。 美しい音楽には、音楽で。 それらに今までの感謝と希望と情熱を込めて、それを産んでくれた母親の元へそれらを返すべきだと思ってし