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トリアージ

いつも気ぜわしい が標準装備の私。

寝る暇もなかった20代に比べると時間的余裕があるのに
いつも慌てていて余裕がないように見える、と言われる。
自分でも謎だった。

そんな私に、一つの動画のお知らせが来た。

救急のドクター、「超忙しい!というあなたをトリアージする」というTED動画だ。
※日本語字幕選択可

トリアージとは、ERの現場で受診した患者が多数いるときに、なるべく多くの命を救うため、その緊急度を色分けし、仕分けること。

参照:災害医療大学

「超忙しい!」という人は、どんな緊急度であれ、目の前に来た事柄をすべて緊急で重要な「赤タグ」扱いをする傾向にある、のだそう。

なるほど。
目の前に来た事柄は私の場合、赤タグで扱うことが多いように感じた。
でも全部じゃないな。。。
詳細に見ていこう。

後でやろう、返事しよう、と対応してた緑タグ(優先順位3)をやり忘れていた時など、何かを挽回しようとしたり、やましさがある時に、赤タグになることが多いようだ。
そんな時、何が問題になるかというと、
慌てて対応して雑になることで人を不快な気持ちにさせたり、
本当の意図が伝わらずやり取りが増えて、結果ダラダラと対応が続くことで
赤タグに対応する際に余裕がなくなったりすること、などがあげられる。

ん?まてよ。
書きながら感じる違和感に寄り添っていると、疑問が湧いた。

私は、そもそもの「赤タグの定義」を取り間違えているのではないか?

七つの習慣に例えてみると
一見、赤タグ=「第1領域(緊急で重要なこと)」のように思えるが
実は「第2領域(緊急ではないが重要なこと・一番やりたいこと)」なのではないか?

その理論でいくと、
トリアージする際のタグ付けが間違っていれば、現場はちぐはぐで、カオスになる。
救いたいタグが救えなくなるのは、最も望んでいないことで、不満足を生むじゃないか!と、腑に落ちた。


一呼吸して、手帳を開いてみよう。

ちょっと前に自分で決めたそれ、本当に今の私に必要か?
他ににアイデアはないか?
それは自分を、魂を、喜ばせることか?
それは自分の成長を促すものか?
そこに“ I ”はあるんか?

今、改めてトリアージしてみよう。

そう意識して過ごす一日の終わりに、
どんな感情が湧いてくるのか楽しみになった。


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