昨日の昨日

夜の降りたアスファルト。
風を巻き込み、わずかな雪片とすれ違う。
薄く伸ばした浮き雲の向こうに、オリオンの揺るがぬ光。
もう猫たちの駆け引きが夜気を這う。
プリズムを放つ氷柱の代わりに白銀の雫。
春は思ったより早く来るのかもしれない。
または少し長く、常緑の木々が繊細な結晶たちを纏うのか。
嗄れた求める声の脱け殻。
滑り込む朝につい微笑んだ。

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23

mei

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コメント2件

おかえりなさい(*´▽`)ノノ.*・゚ .゚・*.
はい。(^-^)/ ボチッとやっとこさ、ただいま〜です。
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