年々と色は薄く花輪は大きくなっていく。ほんの1日足らずの雨が、草木の姿かたちをこちらの予想の2、3歩先へ進める。藪に待ち構えるカイカイ虫を耳にくっつけてカリカリを補給するシロさん。ニンゲンからすると、あのワシワシ動く脚がかなわんね。ああ、花も猫もどこ吹く風だ。
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