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『 深海魚 』 ZINE

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製品が生み出される裏側では、意図せぬ異形の副産物もまた静かに産声をあげる。偶然に生み出され、廃棄される時を待つだけの冷たい深海魚たちのパレード。 ー 発行人 青木前田
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「網点4色重ね押しによる写真表現」

2020年も2ヶ月が経ちました。 少し時季外れとなってしまいまいたが、コスモテック2020年の年賀状 / 寒中見舞いについてご紹介したいと思います。 2020年の年賀状 / 寒中見舞いは、コスモテックの現場リーダーである前田瑠璃のアートワークである『 深海魚(※) 』の写真を使用して製作しました。 ※ 『 深海魚 』とは、シール印刷の現場から排出されるシールの廃材に着目し、前田が使い捨てカメラを用いて撮影しているフォトアートです。 前田が撮影した『 深海魚 』の写真か

『 深海魚 』 in TOKYO ART BOOK FAIR 2019 + SHIBUYA TSUTAYA

深海魚は TOKYO ART BOOK FAIR 2019 に出展しました。 『 TOKYO ART BOOK FAIR 2019 』 日時 : 2019年7月12日(金) ~2019年7月15日(月・祝) 会場 : 東京都現代美術館 感謝 : 西谷浩太郎さま(平和紙業)・安藤次朗さま・小原一哉さま(篠原紙工) 深海魚は SHIBUYA TSUTAYA に出展しました。 『 #NEST PUBLISHING “Scramble Books” 006 』 期間 : 20

『 深海魚 』 SHIBUYA TSUTAYA に登場

こんにちは。コスモテックの青木です。 今年(2019年)は、東京アートブックフェア( 東京都現代美術館にて開催 )で、コスモテックの現場リーダー 前田が写真集『 深海魚 』を販売するなど、箔押し加工以外での活動も、ありがたいことに挑戦させて頂いております。 その活動を温かく見守って下さる皆様、本当にありがとうございます! 2019年 東京アートブックフェアに向けて製作した写真集『 深海魚 』 さて、今回もまた『 深海魚 』関連のお知らせになります。 なんと『 深海魚

TOKYO ART BOOK FAIR 2019 出店

今年で10周年を迎える、アートに特化した 日本初のブックフェア。 2009年が、その始まりなんですね。 さて、今回、西谷浩太郎、安藤次朗、そしてコスモテックのメンバーによるユニット 「 青木前田 」 が 『 TOKYO ART BOOK FAIR 2019 』 に初出店します。 『 TOKYO ART BOOK FAIR 2019 』 日時:2019年7月12日(金) 15:00 – 21:00 (プレビュー)     7月13日(土)、14日(日)、15日(月・祝) 1

『 深海魚 』 ZINE 製本について

『 深海魚 』 ZINEの発行人 「 青木前田 」( ユニット名 ) の青木の方です。 今回は、 『 深海魚 』 ZINE の製本工程についてご紹介します。 製本は、小原一哉さん( 篠原紙工 )からのご提案により、「 光る製本 」 を採用しました。 小原さんが 『 深海魚 』 というテーマからイメージを膨らませ辿り着いたのが 「 本を光らせる 」 というアイディアです。 まずは、コスモテック社内のカラープリンターで印刷したZINEの本文用紙。その表紙には 『 深海魚 』

『 深海魚 』 ZINE 発行

この度、コスモテックの営業 青木と現場 前田がタッグを組み、『 青木前田 』 という( そのままの )ユニット名で 『 深海魚 』 というタイトルのZINEを刊行します。 ◎ 気になる内容は?前田が使い捨てカメラを使用してずっと以前から密かに撮り溜めてきた、シールの廃材( シール製作時に出るごみ )の写真を集めた、一風変わった写真集です。 お客様にお納めしているシール製品製作の裏側では必ず廃材が生まれています。使用するシール材・インキ、シールの形状、デザインによって、この