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自分にとって大切なこと

自分にとって大切なこと、というお題をみて、固まってしまった。
就職活動で自己分析をする際にも出てくるワード。
大切なものは何か。
いつもなんだろう・・・と考え込む。
考えてみても自分の中でふわふわしていて掴みどころがないし、就活時は出した答えで自分の働き方の指針を決めなければと肩肘張っていた。格好良いことを言わなきゃ。正しい道を歩かなきゃ。仕事に就かなきゃ・・・。

自分にとって大切なことはなんだろう。
私にとって大切なことは、”思いやり”だ。思いやりのある世界にいたし、自分も人を思いやれる人になりたい。周りの人には悲しむことが起こらないと良いなと思うし、健康に過ごして欲しいと思う。
世界平和を願うだなんて大それたことを言うつもりもないし、そんな良い人間でもない。
そういうことじゃなくて、私の目にする範囲、関与できる範囲の人が幸せに暮らせることが大切で、そのために”思いやり”が大切なのだと信じている

誰だって自分のことで精一杯だ。
余裕がない時にあえて頑張る必要はない。多分、空回って独りよがりになって、最悪の場合は相手を傷つけてしまうから。
私だって、いつも自分のことばかりになってしまう。利己的なのは動物としての本能だから仕方ない。
だけれど、人間には想像力がある。相手の立場になって考えることができる(相手と同じ考えにはなれないので、完全に共感はできないとしても)。相手の気持ちを感じ取る機能もある。

例えば、美味しいお菓子を一緒に食べるために買うのだって、家族のために働いたり、家事をすることだって、大切な誰かを思いやった結果だと思う。その相手にありがとうとお礼をすることだって、その行為に対して思いやっている証だと思う。
道に迷った人が誰かに教えてもらうことも、込み合った時に道を譲ることも。

小さな思いやりの積み重ねは人を温かい気持ちにしてくれる。
“思いやり”を崇高なものとして捉えることなく、無理のない範囲で自然にできると良い。相手を思いやることだって、最終的に自分に利益をもたらすのだから、大きく捉えれば自分の為だ。
できない時もある。いつも完璧じゃなくてもいい。
少しずつ積み重ねていく。
そして、”思いやり”を皆が身近な人にできれば、平穏な生活をできるのではないかと思っている。
現代の流れの早い殺伐とした社会の中で、ほっとする瞬間が生まれると思う。
そう信じているから、私は”思いやり”を大切にしているのだ。

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