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私なりの脳のリソース解釈

頭の中の歯車が一斉に動くと収拾がつかない

複数のことを並行してやろうとすると、何から手をつけていいのか分からず思考が止まってしまうし、割込みタスクが発生すると前のタスクを忘れてしまう(中途半端な状態で放置してしまう)状況がよく発生します。
実は発達障害にも似たような特徴があります。学生時代に受けた講義の中で、その様な特徴を知り、自分のことのように思えて悩んだりした時期もありました。

だからこそ、脳のリソースは私にとって課題です。今回は全く科学的ではないですが、体感的に自分が思うことについて書こうと思います。


やることを分解する

まず、「考える・判断する」という作業は脳に負荷を与えると思いませんか。何故かって、ずっとその状態が続くと疲れるからです。一方、「単純作業」は脳への負荷は少ないですが、集中力を必要とします。ずっと同じ作業をするとミスをしてしまうのは集中力切れが大きいと思います。

短いスパンで、考える作業と単純作業を切り替えると、時間が通常以上に掛かかります。例えば、決めて作業して、また考えて作業して……といった具合。見通しが立たないですよね。
同じ作業でも、スケジュールを立て、思考・判断しなければならないポイントを洗い出し、最後に必要な作業(単純作業)を行うことで迷いが減ります。迷いが減れば、判断も減るので脳への負荷も減るように思いますし、時間も早いはず。
見通しが立つことがどれほど偉大か(笑) 想像に難くないと思います。

何かを初めて行う時も同じです。
まず脳内でシュミレーションをする。何が必要になるかをイメージし、洗い出す。ここがしっかり出来ていれば、ある程度うまく行くと思う。逆にこの準備を怠ると色々なハプニングを呼び寄せて酷い目にあったりする。ある程度準備をすれば、例え不慣れな事でも当日のリソースを目一杯使えるようになるし、準備不足だと臨機応変に対応する為に思考するためのリソースを割くことになる。

かく言う私があまり準備が得意な人間ではなく、今まで何度ももっと事前に調べておけばとか、シュミレーションしておけばと後悔してきました。
少しだけでも先のことをイメージする。その為の確認や準備をする。それだけで心に少しでも余裕が生まれ、当日の選択肢が増えるならやった方が良い。未だに準備不足が否めない時もありますが、最近よく事前準備の大切さを痛感します。


一度に欲張らない

そして、いかに作業を一つずつ行うかも鍵を握っていると思います。一つのことを始めたら終わらせること。また割込みタスクが入った時も、焦って取りかかるのではなく、忘れないようにメモをしてストックすること。
こうすることで少しずつ完了するものも増えるはずです。きちんと終わりの区切りを付けることで、自分を褒めて自己肯定感も上げられるかもしれないのだから、一石二鳥(笑)


さいごに

少しでも昨日の自分より勝るように。意識しながら出来なかったことを改善できたら良いなと思いました。


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