地球にちりばめられて

『地球にちりばめられて』多和田 葉子 著

図書館の司書をしている友人から「好きだと思います」と薦められ、『雪の練習生』『献灯使』と立て続けに読んでからの『地球にちりばめられて』

これまでで一番と言って良いほどに素晴らしい読書体験で、いまの自分の感覚にピッタリフィットして、もう他のものは読めないくらい。自分が潜在的に抱えてきたことについて、あぁ、やっぱりこっちだよね、とパッと視界が明るく開けるように未来を感じた。そして、これを読んだことで謎を解くパズルのピースがまたひとつ揃った。続編が楽しみで仕方ない。

人生は必要なときに、必要なだけ、必要な経験がやってくるので、安心していようと思える、そんな読書体験。

ベルリン在住の多和田 葉子さん、いま、いちばん会ってみたい人です。

https://dokushojin.com/article.html?i=3319

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