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Tampare旅行でsimカードが使えなくて散々だった/day6


2023.02.07~03.23までフィンランドに滞在しています.
【day6】2月12日(日)の日記です.


ホストから休みをもらったから,日曜日~水曜日の4日間でオーロラを見にいく.
今日は昼からTampareを観光し,その後夜行電車でオーロラを見に行けるRovaniemiに向かう予定だった.

Tampareでは,少なくともMoomin Museumには行き,時間が余れば,他にも観光地を回ろうと思っていた.
が,simカードを使えない状態でTampareに行ったら,本当に大変な1日となった.(自分のミスもあるけど,カードのシステムが結構難しかった)
トラブルを一つずつまとめておこうと思う.

simカードに残高をチャージができない

フィンランドへの観光者は,DNAのsimカードを使うのがよいとされている.このカードは,キオスク(コンビニ的な)で5€~買うことができ,simを入れ替えるとすぐに使える.1日0.89€でネット,電話,テキストなどが使い放題である.つまり,5€分を購入していれば,5日間連続で使うことができる.
注意しないといけないのが,連続で使わない場合である.
私の場合,ほとんどの日数をWifiがあるホストの家で過ごすことになっていたので,1日目を使った後,Pause modeにして休止していた.

その後,再開には再度5€の追加が必要なので,アプリ上で追加しようとしたところ,決済に使用するデビットカードの確認コードがメールで送られてこず,決済ができなかった(駅の公衆Wifiをつないでいた).

(ちなみに,キオスクでチャージすることができるらしい)

とりあえず,ムーミン美術館の英語ツアーの時間が迫っていたので,simカードに接続できていない状態で,Google Mapだけ写真に保存して向かった.

Moomin Museum と他の美術館を勘違い

今となっては,どこの美術館?博物館?かも分からないが,英語ツアーに間に合わせるために急いでいた私は,Moomin Museumと完全に逆側にある美術館のルートを信じ込んで,向かっていた.
途中で,ムーミンらしきものが見えないなと思って改めて検索して,間違いに気づいた.
その時点で,英語のツアーには間に合いそうになかったから,もと来た道をたどり,ゆっくり向かうことにした.

WIFIがないから,なんとなくこっちかなという感じで不安を抱えて歩いていると,「Are you from Thailand?」という感じで,突然道端のおばさんが話かけてくれた.違いますよ~とか言いながら,日本から来たことと,ムーミン美術館に向かいたいことを説明していると,それを見ていた違うおばさんが,「私もいくから,案内するよ!」と言ってくれ,無事たどり着くことができた.見知らぬ二人のおかげ…ありがたい.

その後も,後者のおばさんと,日本の人の中でのムーミンの人気さや,ムーミンの中でお互いの好きなキャラクター,などを話した.その人のhusbandも人案内をしていたようで,館内で落ち合って一緒に回ることになった.

その人たちとは途中ではぐれてしまったが,おばさんは私を探していてくれていたようで,数分後に会ったときに「私,電車の時間があるからいかないと!」ということで,お別れ.記念に一緒に撮影スポットで写真を撮った.Wi-Fiもないし,不安でしょうがなかったから,本当に助けられた.いい出会いだった.Kiitos!!

simカードの pause modeを解除できない

その後,simカード決済の確認メールは無事に送られてきて,残高を増やすことができた.
しかし,残高はあるのに,なぜかpause mode を解除できない.Moomin Museum の作品を一通り見終わった後(内容は,私にとってはすごくよかった),日本語で調べたけど情報が出てこず,英語や翻訳で調べることにも限界があった.
結局,アプリ上ではうまくいかないようで,オンライン上でやっていたら,pause modeを解除することができた.

simカードは使える状態なのに,なぜか繋がらない

pause mode は解除できたのに,wifiを切ると,通信できなくなってしまう.画面上では,完全に使える状態であるし,残高もあるのに…

simカードの会社にも電話してみたがつながらない.よく見ると,今日(日曜日)はやっていないようだ.
現地の店舗も近くにあったが,夕方には閉まっていた.

どうしたらよいか分からず困憊していたので,8€程残高は残っているけど諦めて,新しいsimカードを買うことにした.

新しいsimカードを入れるためのピンがない

simカードを入れる際には,ピン(安全クリップや,針などの尖っているもの)が必要となる.ネットには,普通に購入した際にピンはついてこないから,自分で持っていく必要がある旨が書かれている.それを見越して,フィンランドについたときは針を持ち歩いていたが,空港のキオスクではピンををもらうことができたため,使うことはなかった.

今日は針など持ってきていなかったため,Tampare駅のキオスク店員(水を搬入していた)に「simカードのピンもありますか?」と質問したら「ある」とのこと.よかった…と安心し,他の店員(レジ)のもとでsimカードを購入したところ,ピンはついてこず….確認しても,「We don' t have it」.おそらく,一人目の店員はsimカード自体があるかどうかの話をしていたのだと思う.

絶望.simカード代用と調べて,持ってきていたボールペンでやってみたものの,空かず.

針らしきもの…と考えているうちに,Moomin Museumのワークショップで針を使っていたことを思い出す.時刻は,17時半過ぎ.確か19時まででまだやっていたはず…と,Wifiがないので勘で駅から美術館へと移動.しかし,残念ながら開いておらず.(19時閉館は木曜日のみ.いつもは17時閉館)

泣きながら,美術館の受付スタッフに「何か針らしきものはありませんか…simカードを交換したいんです…」と聞いてみたところ,安全ピンをゲット.

無事,simカードを変えることができ,wifiなしでも通信できるようになった.

充電が5%とかだったから,美術館ホールでぎりぎりまで居座り充電.その後,マックに移動し,更に充電.

無事,充電いっぱいの状態で,夜行電車にも乗ることができた.なんとかなった.

渡航の時もだが,いろんなことが準備不足で,一人ではなにもできなくて,とても不安で,落ち込んだ.言語が通じない,だれも頼りにできる人がいない,インターネットも使えないことがこんなにも不安なのか…
一人旅行も気楽で面白いが,誰かと一緒に知らない場所に行ったり,もっと安心して旅行したりしたいなぁとも思った.



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オムライスを食べにいこうと思います。